イタリアの素敵なワイナリーに行ってきた!の巻

イタリアワインの銘醸地、トスカーナ州シエナ県、モンタルチーノという所にある

ワイナリーに行ってきました!!

人生初の大事件が起きたフィレンツェから、バスで2時間ぐらい走った、

大自然広がる小さな田舎町。

ここは、イタリアトスカーナ州の中でも、

力強くかつ上品でエレガントなワインと言われている、

ブルネッロ ディ モンタルチーノというワインが有名な街。

その地で家族経営されているかなり歴史の長い

Abbadia Argenga (アッバディア アルデンガ)というワイナリーへ。

大自然の溢れる小さな街、大自然以外なにもない場所。

ここのワイナリー、とっても歴史が長く、1500年、教皇ピウス2世の財産が、なぜかこの Abbadia Argenga の地下室に置かれてたという。

なななななぜここに!!??

そして、1902年に早くからイタリア国外にワインを輸出していて、さきがけという事でワインの功績を称える賞も受賞してます。

そんなワイナリーの地に降り立ってすぐに、登場したのが!!!

なんと!!御年89歳、今年90歳のマリオじぃちゃん(オーナー)!!!!!

「ワインと女性が大好き」がモットー。

ちなみに私が参加したワイナリーツアー、世界中の観光客が参加しており、

今回は女性が多かったため、マリオじいちゃんが、

ようこそ!!僕とハグしたい女性はどうぞ~!!と。

イタリア人らしぃ~笑。

そして、この丸太の切り口に足をかけて、自分のワイナリー畑の歴史や、

栽培に大事なぶどう畑の土についてなどの熱い説明が始まりました。

何この足っ!!笑。

そして、ここのワイナリーの歴史を語る地下のワイン貯蔵庫へ

おぉ~歴史が詰まってる!!!!

これ何年のワイン!!???

1958年って書いてる!
あっ私の生まれた年だ!

マリオじいちゃん教官みたいw

ちなみに、ブルネッロ ディ モンタルチーノというワインは、

DOCGというイタリアワインの格付けがされてるため、規定が色々あるんです。

1ヘクタールにおける最大収穫量も決まってますし、

市場に出すのも、収穫から5年目のワインしか出荷できない!!

その間、ワインを最低2年間は木樽で熟成、そして、最低でも瓶の中で、4カ月瓶内熟成させるなどなど。

時間と手間がすごくかかってます。

マリオじいちゃんが、ここは石灰質の土壌の為、石灰質土壌由来のミネラルもあり

全体的には厚め、表現が難しいが、しっかりたくましい、ワインになると

おっしゃってました。さて、どんなワインなのかしら??

さぁついにワインのテイスティング!!!!

ここの名物ブルネッロ ディ モンタルチーノも踏まえて3種類と、パンと生ハム、ここの自家製オリーブオイルもおつまみに出てきたのですが、

このオイル、めちゃめちゃ美味しい!!

みんなでパンにつけまくりながら、バクバク食べながら、いざティスティング。

最初の1本は、ロッソディモンタルチーノというという、

ブルネッロより少し軽めのワイン、

いい香り~!口当たりよく、シルキーなタンニン、果実味も豊でバランスよく

Buono(おいしい)!!

そして、主役のブルネッロ ディ モンタルチーノ 2014

なるほど、やっぱりロッソディ モンタルチーノに比べて、こちらの方が、

勿論アルコールも少し高いのですが、香もかなり豊、しっかりとした深い果実味と上品なタンニン、そして全体的に味わいもバランスも調和がとれてて、コク深くエレガントで

Buonissimo(めっちゃおいしい)!!

飲み比べると、やはり貫禄を感じました。

そして、最後マリオじいちゃんとの写真撮影。

近い近い近い近い近い近い!!!笑。

こうやって、マリオじいちゃんは、大好きなワインに囲まれ、

ワイナリーツアーに参加してくる世界中からの女性たちと毎回熱く抱擁し、

元気に人生楽しくいられるんだな~笑。それもまたよし😃

後、モンテプルチアーノという、お隣のウンブリア州の国境に近い所にある、

ピェンツァという大自然の世界遺産と言われている街にも訪れました。

やはりこの辺りでもワインを飲みましたが、現地のワインはほぼどこも美味しい!

ハズレがほぼない!

ここでもヴィーノ ノビレ ディ モンテプルチアーノというこれまた高貴な私の好きなワインをティスティングさせてくれました。

うん、やっぱり日本で飲むワインより、現地の方がまろやかで美味しい!

さすがワイン大国のヨーロッパ。

そして、街をぶらぶら歩いていると、あぁぁぁぁぁぁーーーっ!!!

私が店で沢山売ってたコ(ワイン)がいる!!

アヴィニョネージビーノノビレディモンタルチーノ2013

もう、あるじゃなくているです!!

そう、高貴な私の好きなワインと言ってたコがまさにいて、

このラベルを現地で見ると感動(≧▽≦)

あなた、こんな遠い所から、私の所に来てくれてたのね~

それにしても、めっちゃ売ったわよ~大好きだったなこのこ笑。

イタリアのこういう 大自然に囲まれた小さな田舎町で、

また都会とは違う人と出会い、ワインに出会い、歴史や空気や文化に触れるって、

なんて素敵な事なのかしら。

色々あったけど、ここまで来れて本当によかったなぁ~と

イタリアの大自然を見ながら しみじみと思い、

心が完全に洗われたソムリエールでした😃

イタリア女子ひとり旅で衝撃的事件が起きた!の巻

フランスニースから、綺麗な海が続く路線に揺られ、ついにイタリアまで来ました。

ニースの海もやっぱり綺麗

ミラノ経由でフィレンツェへ上陸。

わぁっ!!駅からあの有名なドゥオモが見える!!

ついにあの!あのドゥオモが目の前に!

早速、ホテルに荷物を置いて、地図を片手に散策散策🎶目指すはあのドゥオモ♪

意気揚々と出かけた私に、まさかの大事件が起こるのです。

この小道をまっすぐ行って~♪すると

「Wait wait wait wait wait !!!!」

(ウェイウェイウェイ!!!)

何何!!???

私の前に男が走ってきた。

「俺の大事な絵、今踏んだ!!ほら足跡くっきり付いてる!どうしてくれるんだい、これ大事な貴重な絵なんだ!!」

絵!!!??こちらも、え??

くっきり足跡付いた絵を見せられ、私、本当に全然気が付かなかった、ごめんなさい。ホントにごめんさないと・・・

すると、「弁償して」

私も、申し訳ないなと思って、いくらって聞いたら

「150€と。(18000円ぐらい)」

は??????そんなお金ない、無理と伝えると

「ないならカードでおろして払え!」

すると、もう一人男が近づいてきて、2人で私を囲んで、払え、払えと。

どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、まじでどうしよう。

この時間、18:30ぐらい、あまり人通りがない、二人に囲まれてるから、

周りも見えない、警察、どこにいる、警察署どこ???など思いながらも、

詰め寄られる、払え払えとずっと男2人で私を離さない、どうしていいか全くわからなくて。

フィレンツェに降り立って、1時間で、まさかこんな事が起こるなんて想像してないし。

クレジットカードは、運よく別のとこに入れてる

とりあえず財布出すと、そのまま奴ら、私の財布から70€引き抜いた!!!!

ちょっと!!!!!

私これだけしかない!!!そう言っても奴らはプロ(悪の)

血も涙もない、ディスカウントしてやると・・・・

そしてやっと離れられたから、急いで逃げ、

信じられない、考えられない、こいつらに70€も取られた・・・そう思いながら

そして、5分後、ドゥオモを見上げ角を曲がった所でなんと

ウェイウェイウェイウェイ!!!

「俺の大事な絵踏んだ!!どうしてくれるんだ!!弁償だ!!」

   !!!!!!!!!

はっ!!これ、こうやって観光客をだましてるやつか!!!

と気がついたのですが、

また男2人に囲まれてしまって、

金ないと言っても、本当に奴ら離してくれないし、払え払えとまくしたてられるし、男2人対アジア女性1人

こういう場合、どう対処していいのかがわからなくて、

結局、また

最後の15€と小銭も取られてしまいました・・・

急いでネットでググると、フィレンツェ踏み絵被害が山のように出てきた(;’∀’)

こんな情報、こんな絵踏んで金取られるなんて、想像すらしてない、想定外!!!!

帰り、警察がパトロールしてて、

現行犯逮捕もできないし、金も戻ってこないのわかってたけど、こんな事あったの

なんとかなる?と伝えたけど、踏み絵か・・Sorry・・どうにもならない、とりあえず言いたかっただけ。

さすがにこの日、食も通らず、寝れませんでした。

次の日の朝、ウフィツィ美術館の予約をしてたので、9:00頃ホテルを出発。

昨日と同じ方向、同じ道。

道変えるか考えたのですが、そのまま昨日事件が起きた場所を通ることに。

奴ら、またいた。昨日の奴かはわからないのですが、朝の9:00から

2組やってた。ドゥオモの所にも3組いた。

今回は、客観的に奴らを見てみた。

絶対2人組、そして、めっちゃ品定め、ターゲット見定めてる。女性1人、またはアジア女性2人、弱そうな男性、

そして、人が踏みそうな所にわざわざ絵を置きに行ってる、

ドゥオモの所は、特にみんなやっぱり上、ドゥオモばかり見てるし、

多分、綺麗に足跡が付いた絵を別で持ってるわあれ。

警察来たら、道に置いてる絵をしまって、また次の場所でやるとまぁいたちごっこ怒!!

悪い奴がいるもんだ(# ゚Д゚)ホントに信じられない!!

明るい昼間、情報がある今は、こうして、客観的に見てるとおかしい事に色々気が付く。けど、昨日は、フィレンツェ着いて1時間、夕方、人通りもあまりない場所、

思いっきり観光客のアジア人女性1人対男2人、

これ、何も知らなかったし、恐いし、やっぱり無理だったな・・・

この事件を、日本人のスタッフがいるお店で話してたら、隣の方も20€取られてた。

この前来た学生の子は、ミサンガ勝手に巻かれて200€取られたと。

今、ローマよりフィレンツェが一番被害が大きい街となってるよう。

でも、こんな嫌な思いをしたら、次は間違いなくいい事が起こるはず!!とずっと自分に言い聞かせてました。

するとやっぱりいい事も!!

日本人のスタッフの方のいるお店では、生ハム、サラミ、チーズ、パンなど、沢山食べてと色々持ってきてくれたり、買ったおみあげ全部安くしてくれました。

そして、次の日は、ワイナリーツアー。

なぜか、この日だけ、大嵐の天気予報。なぜこの日だけそれも大嵐の予報??!!

どこの天気予報見ても、大嵐、なんじゃこりゃ(;’∀’)この日以外全部晴れ。

私は晴れ女、本当に私晴れ女なのです。

念願の、ワイナリーツアー、この日はお願い!!雨降らないでと心底祈って参加。

小雨がほんの少しだけありましたが、ほぼ雨降らず

トスカーナ州のモンテプルチアーノのという所

ワイナリーツアーの話はまた次の章で。

トスカーナ州のピエンツァ、大自然の街

このワイナリー観光に一緒にご参加した方々が、また、本当にいい方々で。

その中の1人、ワインに造詣が深い方が参加してたのですが、この方が、なんと、

夜、ちゃんとしたレストランで、ワインと料理をたらふくご馳走してくれたのです!

いやぁ~食べたぁ~そして、飲んだぁ~(≧▽≦)

半分払うと伝えたのですが、じゃぁチップ分だけと。

神だ笑。

いやな事あれば、いい事もある。それが人生。

フィレンツェ上陸してすぐにあんな事件が起こったので、フィレンツェが嫌いになりそうでしたが、もう大丈夫!悪い奴もいれば、いい人も勿論いる。

これも、人生経験ね。

嫌な思いもしたけど、やっぱりここまで来てよかったと思える

ヨーロッパ滞在記、衝撃的事件が起きた!の巻でした。