ワインのヴィンテージについての豆知識

ワインの基礎知識やマナーを中心に

女性が素敵だと思うジェントルマンな男性に少しでも近づいていただきたい!

ワインの知識を知るプチジェントルマン、最強説あり。

なぜ、ワインの知識も必要なのか?!

それは、ワインは、コミュニケーションツール、ビジネスツール、

会話の潤滑油にもなる、男性のモテアイテムの1つだからです。

世界のビジネスエリート達はこぞってワインの勉強をしています。

それほど、ビジネスを円滑に進められる重要ツールと捉えているのです。

日本の男性陣も負けないで! 是非ワインの基礎的なポイントを、

学んでみてください。

では、第2回目プチジェンは、

ワインのヴィンテージについて

ヴィンテージとは??

ワインのラベルをよく見ると写真では、2011の数字が記載されています。

これがヴィンテージ

ヴィンテージとは

ワインを作る際に使用した葡萄が収穫された年のこと

このヴィンテージは、そのワインの出来、不出来を判断する

大きな目安の1つになるのです。

そしてワインは、ヴィンテージ(収穫した年)によって、

同じ造り手の同じワインなのに

味も、風味も違ってくるのです。(特にフランス、イタリアワイン)

なぜなら、ワインを造るブドウは

植物=農作物だから

毎年、気候条件や気象条件、病害虫発生条件などが変われば、

農作物であるワインの原料の葡萄も変わってしまう、

よって、去年と今年の味、香りは違うのは、自然の事です。

私、ワインの勉強を始めてからは、

農家さんって、本当に凄いなとつくづく思うようになりました。

なんせ自然との戦いの日々、毎日毎日天気予報を睨みながらの行動ですもの。

台風、長雨、逆に全く雨が降らない、防風、雹が降ったり、霜被害などで、

農作物は、すぐにやられてしまいます。

畑壊滅を考えると、ゾッとしちゃう。

日本でも毎年、台風被害で大きな損害を被る農家さんニュースで流れますよね

農家さんは、 自分の愛するコ(野菜果物)商品を守る為に、

皆さん並々ならぬ努力をされてます。

本当に、相手が対自然だと、予測不可能な事も多々起こるし。

商品を無事に出荷、そして、私達消費者の手に届くまで、心配してると思います。

ヴィンテージは必ず記載されていると思いきや、

中には、ヴィンテージの記載されてないワインもあるのです

例えば、フレッシュ、フルーティー果実が魅力のかなり軽い

カジュアルタイプの早飲みワインや、

フランス産高級な泡のワインで有名なシャンパンも、

ヴィンテージが記載されてないものが多いのです。

実は、シャンパンの8割がヴィンテージ記載されてなく、

ヴィンテージが表記されてないものは、

収穫年が違う葡萄を色々ブレンドして作っているので

NVノンヴィンテージ

と呼びます。

一方ヴィンテージの記載されてるシャンパンは、金額高いです。

その他ヴィンテージに関して、長期熟成したワイン。

ラベル表記が、15年以上前のもの、これをオールドヴィンテージと言います。

1945年のワイン

このオールドヴィンテージと呼ばれているワインは、

高級ワインが多いです。

なぜ、オールドヴィンテージワインは高いのか?!

それは、熟成させるには、ちゃんと湿度や温度を常に一定に

管理しなければならないので、 とても保管コスト、手間暇がかかります。

そして、年々、ワインは売れていくので、当然本数も減る、

よって希少価値が加わる

だから金額もどんどん上がっていくのです。

今回なぜ、ヴィンテージの内容にしたかというと。

そう私、まさにこの記事を書いてるこの日に、

お気に入りフランスボルドーのプピーユというよいワインを

ヴィンテージ2011年と2012年で購入したからなんです。

なんせ2012年のこのコが美味しくて美味しくて。

Poupille2011

はて、同じワイン2011年はどんな出来のワインかしら!?

これは実際に飲んでみないとわからないので、今から楽しみ♫

ちなみに飲み比べた結果

2011年のほうが断然美味しかった!!!

2011年のほうが気候がよくて、ワインの出来がよかったのです。

他にもヴィンテージに関してのストーリー

以前私が好きで、ずっと購入してたワインがあって、

ヴィンテージは2012年、安くはないワイン

それが、突然同じワインですが2014年で送られてきました。

箱を開けた瞬間、ウッ!1年ヴィンテージ飛んてる・・・

ヴィンテージが変わる度に、同じワインでも私の中では、新しいコです。

はて、このコどうなんだろう。

早速、試飲。

ん??????

もう一回・・・ちょっと時間置いて、料理と合わせてみよう。

う~ん時間が経って何度も試飲したけど、なんかしっくりこない・・・

前のヴィンテージの方が美味しかった・・・

翌日、ワインのインポーターさんに確認。

勿論、前のヴィンテージが終わったから、

新しいヴィンテージで届いてるとわかってて、

念の為、前のヴィンテージないか確認、ないですよね・・・

今回、ヴィンテージが1年飛んでるのは、

2013の気候がめちゃめちゃ悪く、

造り手さんの思うような葡萄にはならず、いいワインが出来なかったそう

このワインじゃ出せない・・・ワインの造り手涙。

その年は、ワインの出荷が出来なかったそうです。

私が購入していたワインは、家族経営で営んでるイタリアの小さなワイナリー

手塩にかけて造った我がコ(ワイン)を出荷できない。

勿論お金も回らないよななど、

会ったこともないのに、家族構成など色々妄想しながら、

どんな思いで、1年自然と向き合ってこのワインを造ってきたかを考えると、

せつない。

新しくヴィンテージが変わったワインって、

変わりたては、結構ワインがまだ落ち着いてない状態が多く、

しばらく時間を置くと落ち着いてきて、本来の味になることも多いのです。

よってちょっとこのコはしばらく置いておくことにしました。

そして時が経ち1年後・・・

ついにあのコとの再会

どうかな、開けて試飲してみると、

味わいバランスも良く、美味しいよいコになってました!

よかったよかった、日の目を見れたね。

内心(よっしゃーこれでお客様に売れる!)

それぐらい

ヴィンテージによって

大きく味、香りが変わるということ

しかし、コンビニやスーパーで売ってる安価のデイリーワインは、

ヴィンテージはあまり関係ないです。

なぜなら、品質、個性よりも大量生産が重要の為、

均一性、同一性重視で造らせたワインだから価格も手頃なのです。

特にフランス、イタリアワインで、

同じワインの違うヴィンテージで、飲み比べてみると、違いがとてもよくわかります。

という訳で今回は本物のワインは

ヴィンテージが大きく関係するというワインの豆知識。

是非、みなさんもこれからワインを飲まれる際、この話を思い出して

ワインラベルのヴィンテージも、 少し意識して見てみてください。

  「Good Wine Good Life」