色々あった2020年もあともう少しで終わり。皆さんの心がワインと共に少しでも明るく元気になりますように!
では今回の女将ソムリエールワインの豆知識は
お店でのワイン選びのコツ
得に飲食店でワイン選ぶ際、どういうワイン選べばいいか
わからないってことありませんか?!
今回は私自身が実際お店でワイン頼む際考えてる事、
意識している事をご紹介いたします。
ワインを選ぶのに厳密なルールはないのですが、只、ワインは
場の雰囲気を盛り上げることもできれば、逆に壊すこともあるので
(ワイン好きな方に対して)少しでも参考にしてみてください。
目次
①シチュエーションを考える
②料理は先に決める
③ワイン飲む際の順番考える
④ブドウ品種
①シチュエーションを考える
会食する際、一緒に行く相手は様々なケースがあります。
例えば家族、恋人、気心知れた友人、会社の上司、
会社の取引先の方、目上の方など
まずシチュエーションのパターンで考えるのが
1・どんな方とでも何かお祝いがある場合
初めはスパークリングワインがベスト。
なぜならやはり最初の泡は
見た目の泡立ちも華やかでパッと雰囲気も明るくなります。
![](https://i0.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/12/泡.jpg?resize=168%2C168&ssl=1)
やはりスパークリングワインの中でも特にシャンパーニュは
値段も高い分リッチで優雅。
泡立ちの持続時間が長く
見た目も特別感がでます。
安いスパークリングワインは
注いですぐに泡消えますが
味は美味しいです!
あと、ロゼスパークリングは年中いつでも喜ばれます。
特に女性には。
![](https://i0.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/12/ろぜ.jpg?resize=182%2C182&ssl=1)
綺麗で可愛い色と泡立ち。女子色です。
2・友人や家族との場合
気心知れてる仲では、もう好きなワインを自由に!
![](https://i0.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/12/楽しく飲む.jpg?resize=293%2C195&ssl=1)
勿論自由ですがランチからガツーンとパワフルで濃厚なワインだと
ワインの個性が強すぎて飲み疲れしてしまうので
しっかり濃厚なフルボティタイプのワインは夜飲む方がオススメ
気心知れたワイン好き仲間と飲むワインって共感共有できて
楽しくなりますよね
3・上司や接待の方や目上の方との会食の際
個性強過ぎのワインは選ばない。
例えばビオワイン(自然派)の中でも特にワインの色も
濁ってて香りも味もなんとも独特な感じのタイプ
こういうワインが好きな方は大好きなのですが・・・好みは人ぞれぞれ
今まで私の統計結果上、すごく喜ぶ方は少数派の気がします。
よってこういうタイプのワインはまず頼まず、ベーシックスタンダードな
タイプが無難。やはりスタッフの方に本日のオススメワインが
どんなタイプのワインかをしっかり聞きましょう
個性的な場合は言ってくれますので。
でも珍しいワインと言われた場合は、共有や体験経験で
ネタにもなるので飲んでもいいかもしれませんが、
ただ自分の好みではないワインの場合だと
飲みきるのがしんどくなることもあります笑。
4・大切な方との特別な際
料理に合う金額のワインを選ぶ。
![](https://i1.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/12/料理とワイン.jpg?resize=225%2C225&ssl=1)
料理にもワインにも質があります。お店にもよりますが
質を求めるなら例えば500円のグラスワインよりも
1200円ぐらいのグラスワイン
3000円のボトルワインよりも
5000円以上のボトルワイン
この辺の料理とワインの質を合わせると
料理もワインも相乗効果で更に美味しくなることがとても多いです。
たいがいこういうシチュエーションの場合は
特に赤ワインは、上質ワイン程少し複雑な香りと
味わいのものが多くなってきます。
その他シチュエーションの中で
季節も考慮します。
やはり暑い日にはすっきり爽やかで辛口な
爽快感のある泡や白ロゼ
冬だと芳醇なしっかりとした白ワインや肉厚で力強い赤ワインなど
季節の料理や旬の食材によって、ワインの味の感じ方は変わってきます!
②料理は先に決める
まずワイン選ぶ際は先に料理を決める。
先に料理を決めてからそれに合うワインを考える方がスムーズです。
勿論逆のワインを決めて料理を選ぶでもよいですが
初心者だと結構難しくこれはワイン好きな上級者向けです。
何も考えずソムリエさんに全て任せるもありですけど、でもアドバイス聞きながら少しだけでも自分でも考慮してみましょう!
では料理決めました次
③ワインを飲む順番を考える
料理とワインを美味しく飲むのに適した順番があります
流れ的には泡→白→ロゼ→赤
![](https://i0.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/12/順番.jpg?resize=318%2C159&ssl=1)
色の濃い順番で軽いワインから力強いワインへ
絶対この順番でなければならない決まりはありませんが、例えば
濃い赤ワインが好きだからと言って
最初から濃厚赤ワインだと、特にコースなどの最初は
素材重視のシンプルな味の料理が多いので、強すぎる
ワインだと素材や料理の美味しさを半減させてしまいます。
辛口泡→辛口白→濃厚な芳醇白または軽い赤→濃厚な赤ワイン
→甘口ワイン(ここは食前酒でもよいです)
これが理想的な美味しく飲める流れです。
飲む順番をイメージしたら最後は
④ブドウの品種を考える
このブドウ品種の特徴だけまず覚えておけば!という
ブドウ品種の特徴をざっくりでも覚えておきましょう
![](https://i2.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/12/wine_grapes_type01.jpg?resize=275%2C183&ssl=1)
ブドウ品種は、ワイン選びの重要な要素の1つです。
動画でも知っておくとカッコイイ白ワインと赤ワインのブドウを
紹介していて、ブドウの特徴も話しているので
こちら是非参考にご覧ください!
国や造り手によっての違いはありますが、定番のぶどう品種と
料理との相性の型を知っておくと
ワイン選びはスムーズになります。
ざっくりの特徴だけでも押さえておきましょう!
白ワイン2種
①シャルドネ
②ソーヴィニヨンブラン
特徴
すっきりドライで料理に合わせやすいシャルドネ
爽やかハーブや柑橘の香りで清涼感のあるソーヴィニヨンブラン
両方とも前菜魚料理にピッタリ!
赤ワイン3種
①カベルネソーヴィニヨン
②メルロー
③ピノノワール
濃厚でしっかりとした味のカベルネソーヴィニヨン
リッチでコクありで綺麗なメルロー
上品で繊細で軽やかなピノノワール
カベルネソーヴィニヨンとメルローは
しっかり濃い味のお肉にピッタリ!
ピノノワールは鶏肉特に鴨肉などとの相性がよいです。
このブドウの簡単な特徴と定番のお料理の組み合わせだけ
頭の片隅に入れておいてみてください。
そして実際にワイン選ぶ際、自分の引き出しの中から
「これとこれ合うって言ってたな」を思い出して、このブドウはこんな感じの味と香りなんだと意識して飲んで、特徴を感じ取ってみてください。
お店でワイン選ぶ際、何も一切考えずソムリエさんに
全部任せるのも楽ですし、安心もありますが
ワイン好きな方でワインもう少し知りたいなと思ってる方は
ソムリエさんにアドバイスもらいながら、
自分の頭の中でも考えて自分で決める!
やはり自分でも考えることはワインを知ること以外でも、
勉強にもなるし、ワイン選びも自分で考えて、
実際に飲んで検証してみたりすると
面白さもどんどん増えていきます。
ちょっと余談ですが、つい最近レストランで2種類
オススメのワインの特徴を聞いて
どちらのワインにするか悩みに悩んだ末
自分で選んだワインがあまり好みではなかった笑!
あーっあっちにすればよかった・・そんなこともしばしばw
まぁこれも経験経験これは好きではないとわかりました笑。
今回のポイントも参考にしてみて、実際の場で
特徴アドバイスを聞きながら、自分でも考えて想像して選んで
是非ワイン楽しんでください!
「Good Wine Good Life」