ワイン初心者の方にワインの基礎やポイントをお伝えする
女将ソムリエール【ワインの豆知識】
特に男性の方にワインの知識を知っていただきたい!
ワインの知識は、コミュニケーションツールの大きな武器となります。
そんな武器を持つ、なおかつ男女問わずに気遣いができる
プチジェントルマンは本当に最強です。
今回のテーマは
「世界のワイン生産国、ここが注目!」続編
前回はヨーロッパ編でしたので、今回はヨーロッパ以外の
ワイン生産国について
特に2・3の項目今回の豆知識ポイントです
目次
1 NEWワイン生産国(新興生産国)
2 ワイン造りの大きな違い
3 ここ注目!ワイン生産国
1・NEWワイン生産国(新興生産国)
ヨーロッパ以外のワインの歴史が比較的浅い国のことを
新興生産国=二ューワールドまたは新世界とも言います。
ワインベルトを見てみると
![](https://i2.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/ワインベルト-1.jpg?resize=448%2C283&ssl=1)
アメリカ・チリ・アルゼンチン・南アフリカ・ニュージーランド・
オーストラリア・日本などの国が入ってます。
これらの国はヨーロッパに比べればワインの歴史は浅いですが、
品質のよいなおかつコスパの高い美味しいワインが数多く生産されてます。
2・ワイン造りの大きな違い
ヨーロッパのワインとニューワールドのワイン造りには、
大きな違いがあります。
ニューワールドワインは
時代にあった自由なスタイルでワインを造っている
![](https://i2.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/ワインづくり.jpg?resize=378%2C253&ssl=1)
まず比較対象として知っていただきたいワイン造りの一番のポイント
ヨーロッパの老舗ワイン国でのワイン造りには、
本当に色んな多くの規制があって
特に厳しいのは、人工的に手を加えるのは基本的にはNGということ。
これは、自然に従ったワイン造りこそが美学と考えていて
例えば
人工的に水を与える灌漑禁止(水路を造って水を引く)
![](https://i0.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/灌漑.jpg?fit=525%2C375&ssl=1)
えっ!?自然の雨以外だめなんだ・・・・
なぜなら人工的に水を与えれば土地の個性が失われるから
という美学
美学か・・・こりゃ大変だなと思う面もありますが
これが伝統国のブドウ造りのプライドでもあるのです。
でも最近は、地球温暖化や様々な天災の影響もあり
一部の地域のみ、条件付きで灌漑が認められてきました。
ヨーロッパのワイン造りとは、まさに本当の自然との戦いです。
一方そんな厳しい規制や伝統にとらわれず自由スタイルのワイン造りで
世界的にも認められている国はアメリカです。
![](https://i1.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/カリフォルニア.jpg?fit=525%2C341&ssl=1)
カリフォルニアの成長は本当に著しくて、
あの歴史と伝統の超強豪ワイン国フランスを
ブラインドティスティング大会で打ち負かしたという
![](https://i1.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/審判.jpg?resize=412%2C177&ssl=1)
衝撃的な結果をもたらしたぐらいカリフォルニアワインの
躍進はすさまじいものです。
アメリカのブドウ栽培について
ヨーロッパのワイン造りでは灌漑禁止
でも、そう、ここはアメリカ、自由の国。
しばらく雨が降らいない!?
雨が降らなければ、お金で雨を降らすさ笑。
これを聞いて、あっなるほど!
その時代に合わせたベストな方法を選んでのワイン造りだからこそ
アメリアワインが大躍進した結果だと思ってます。
経済大国という面もありますけどね。
そんな対照的なワイン国のワイン造り
これからどうなっていくのかしら!
3・世界のワイン生産国、ここ注目国!
次にここ注目国として2カ国ご紹介します。
一つ目は中国
えっ!中国!?って感じですよね
![](https://i2.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/中国ワイン.jpg?w=525&ssl=1)
実はワイン大国で、中国の赤ワインは
骨格がしっかりとしたフランスのボルドータイプ
意外にも世界で注目浴びてるんです。
日本では輸入が多くないのであまり見かけません
見かけた際、飲む機会があればレアなので是非飲んでみてください。
特に有名なワインは、ユネスコ世界遺産のヒマラヤ山脈の麓で
造られているスーパープレミアムワインアオユン
![](https://i1.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/アオユン.jpg?resize=383%2C255&ssl=1)
この地を見つけるのに4年の歳月がかかっていて
写真を見てわかるように、ヒマラヤ山脈の麓標高2600メートルのかなり過酷な地
移動車では酸素ボンベを積んで畑に行くのです。
そこまでして!??
とても手間暇かけてワイン造りが行われている
そんなホットな中国ワイン
プチ豆知識として知っておいてください!
そして、最後にここ注目!ワインは
なんといっても我らの日本です!
![](https://i1.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/日本ワイン.jpg?resize=320%2C240&ssl=1)
我らの日本のワインと言えば正直
数年前までは水っぽい、香りもない・・・酷評だらけ・・・
和食に合わせた軽さの日本のワインは、
しっかりとして味と香りのワインに慣れてる海外の方からすると
物足りなく感じてしまうのです。
しかーし!ここ10年ぐらいで日本のワインはかなり進化して
2010年代に入るとシャトー・メルシャン、グレイスワインなど
大手メーカーのワインが国際的なコンクールで賞を受賞
このあたりから、ようやく日本ワインに注目が集まるようになってきました。
特に近年は世界的に見てもヘルシー志向、和食ブームを背景に
![](https://i2.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/和食.jpg?resize=389%2C228&ssl=1)
日本ワインにもスポットが当てられるようになり、陽の目を浴びてきたのです。
確かにここ最近の日本ワインの品質は、すごくあがってきてて、
レストランでこれフランスワインだろうなと思って
飲んでたワインが日本ワインだと知った時のあの衝撃!!
ななななんと!
日本のワインがこんなに美味しくなったとは!!と嬉しく思いました。
そんな、我らの日本ワインが更に世界にも認めてもらえるように。
今はコロナの影響でワインが飲食店ではなかなか売れなくなってきてるので
私達も自国のワインを消費兼ねて応援していきましょう!
![](https://i1.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/アマビエ.jpg?resize=362%2C272&ssl=1)
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「Good Wine Good Life」