ワイン初心者の方にワインの基礎やポイントをお伝えする
女将ソムリエール【ワインの豆知識】
特に男性の方にワインの知識をもっと知っていただきたい!
ワインの知識を知ってる、なおかつ男女問わずに気遣いができる
プチジェントルマンは本当に最強です。
では、今回のテーマ
「世界のワイン生産地、えっ意外!この国も!?」編
ちょっとタイトル長いですが
世界的に見てワイン生産地はかなり広いので
2回にわけて解説します
今回はヨーロッパ編です。
![](https://i2.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/ワインと地図の写真.jpg?resize=393%2C190&ssl=1)
ワインの生産地や世界地図を把握してると
ワインの知識以外でも、教養として色々と役立ちます。
是非ワインの生産地とその地の有名
ワイン名、地図も一緒に覚えてみましょう!
目次
1 ワインベルトとは?
2 ヨーロッパの主なワイン生産国
3 注目!評価も高い意外な国!(豆知識ポイント)
1 ワインベルトとは?
今や世界中で造られているワイン
ワイン産地=葡萄の産地
![](https://i0.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/こっち.jpg?resize=275%2C183&ssl=1)
気候条件や地形、土壌などにより、葡萄の栽培に適している産地で
ワインは長年造られているのですが
近年、えっこの国でもワイン造りが?!それも高評価!
な国々が増えてきました。
そんな世界でも造られているワインの地域を知るのに
役立つのがワインベルト
![](https://i2.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/世界のブドウ地図-1.png?resize=525%2C321&ssl=1)
世界地図上で見ると、北と南にワインベルトと呼ばれる
ブドウ生育適地ベルトが広がっていいます。
北のワインベルトには、フランス、イタリア、ドイツ、スペインなどの
ヨーロッパの産地やアメリカ、日本などが含まれます。
南のワインベルトには、チリ、アルゼンチン、オーストラリア
ニュージーランド、南アフリカなどが含まれてます。
このワインベルト、ワイン選びにも役立つので
なんとなくでもよいので覚えておきましょう
2 ヨーロッパのワイン生産国
ではここからは、ヨーロッパのワイン生産国の特徴と
有名なワイン名をサラッと解説
まずは
①フランス
言わずもがなのワイン大国。ワイン自体の種類も多く
どこの地域のワインも高品質
超高級ワインがそろうワイン伝統国
ドンペリ・シャトーラトゥール・ロマネコンティ・毎年秋恒例の
ボジョレヌーボーもフランスワイン
![](https://i1.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/やばい5000万.png?resize=331%2C198&ssl=1)
②イタリア
イタリアもワイン老舗国。全土20州すべてでワイン生産されているので
バラエティに富んだ多種多様のワインが多いです。
人もワインもとてもユニーク!
有名なワインは、バローロやキャンティ
暑くなるこれからの時期にオススメな発泡性ワイン
フランチャコルタ
![](https://i0.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/ふら.jpg?fit=525%2C525&ssl=1)
③スペイン
情熱の国スペインは、ブドウが太陽をサンサンと浴びてるので
コクのある渋み果実味もしっかり濃いめの赤ワインが多い
有名なワインでは発砲性ワインカヴァや
酒精強化ワイン(アルコールの高いワイン)シェリー酒が有名
![](https://i2.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/シェリー酒.jpg?resize=229%2C171&ssl=1)
④ドイツ
世界最北のワイン生産地で冷涼な地域、ワイン生産のほとんどが白ワイン
寒い国なので凍ったブドウから造られるアイスワインも特産
![](https://i1.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/アイスワイン.jpg?resize=281%2C184&ssl=1)
⑤ポルトガル
世界3大酒精強化ワイン(アルコールの高いワイン)のポートワインとマディラワインが有名
お酒好きな方は酒精強化ワイン是非試してみてください!
![](https://i0.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/ぽー.jpg?resize=180%2C240&ssl=1)
3 注目!評価も高い意外な国(豆知識ポイント)
意外な国ポイント⑥イギリス
えっイギリスもワインあるの?って感じですよね
近年イギリスのスパークリングワイン急成長してるんです!
イギリスはもともと地理的にもヨーロッパの北に位置しており、とても寒い国
イギリス=曇天のイメージ
![](https://i1.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/64335325-曇りの日、イギリスのロンドンのビッグ-・-ベンの赤い電話ボックス-フロント.jpg?resize=325%2C217&ssl=1)
曇天や雨が多いと、葡萄が完熟しないのでなかなかいいワインが造れないのです。
そんなブドウ栽培には適してないイギリスは
ワイン大国フランスが近い為
良質なワインの輸入がとても盛んな世界屈指のワイン大消費国
そんなブドウ栽培が難しい、大消費国のイギリスが有名生産国に?!
なぜなぜ?!
理由は3つ
①地球温暖化の影響で気温が上がりブドウ栽培ができるようになった
②イギリスの南東の地域の土壌がスパークリングワインを造るのに最適土壌であった
③フランスのプロのシャンパン造り手がイギリスに参入してきた
なるほど!スパークリングワインを造る条件が今揃ったのね!
どうりでイギリスのスパークリングワインが
国際的なワインのコンペティションで、スパークリングワインの王様
シャンパーニュを打ち負かす奇跡が起きたわけだ!
![](https://i1.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/60482_nyetimber_classic_cuvee_mv_.jpg?resize=292%2C188&ssl=1)
ナイティンバー
地球温暖化の影響でイギリスでも美味しいワインが
できるようになったわけですが、
現実問題、先程のワインベルトも確実に北半球では北寄りに
南半球では南寄りに移動してきてます。
この影響でこれからイギリス以外にも、更に意外な国のワインが
高品質のワインを生み出したり、
逆に老舗国の質が落ちてしまうことも十分ありうるのです。
世界の温度変化をを見守りつつも、やはり!
王者シャンパンを打ち負かすぐらいのイギリススパークリングワイン
飲んでみたい!
![](https://i1.wp.com/macha0812.com/wp-content/uploads/2020/07/yjimage39UKFXWI.jpg?resize=201%2C251&ssl=1)
ネットでも最近イギリスのワインは購入できるようになったのですが
やはり金額は安くない
でも、世界に名を轟かせてきているのは間違いないので
もしレストランやワインバーでイギリスのスパークリングワインに
出会ったら、是非試してみてください!
ワインも世界も日々変化していきます。
その変化とともに、これからまたどんな国の素敵なワインに
出会えるかは楽しみですね♪
「Good Wine Good Life」