夏ワイン!

ワイン初心者の方にワインの基礎やポイントをお伝えする

女将ソムリエールワインの豆知識】

特に男性の方にワインの知識をもっと知っていただきたい!

ワインの知識を知ってる、なおかつ男女問わずに気遣いができる

プチジェントルマンは本当に最強です

飲食接客業を17年続けてきて、実際にお会いしたプチジェントルマンは

やはり一目置かれている方々でした。

ワインの知識はビジネスの席でも、普段の会食の席でも

コミュニケーションツール、会話の架け橋として

大きな役割を果たしてくれます。

そんなワインの豆知識、今回は

「夏ワイン」

2020年の夏はなんだかとっても暑くなりそう

夏ワインとは、しっかり冷やして飲むと美味しいワイン!

暑い夏にキンキンに冷やして飲むと心も体も元気になる

夏ワインの種類は主に3つ

   1・スパークリングワイン

   2・白ワイン

   3・ロゼワイン

特にこれらのワインを夏ワインとして選ぶ際のポイントが2つあります。

①酸がしっかりとしたタイプを選ぶ

②辛口タイプを選ぶ

夏ワイン選びポイント①

酸がしっかりしたタイプだと、ワイン全体を引き締めてくれ

味わいがしっかりとしてきます。

(ワインの味わいがしっかりしていることを

ボディがしっかりしてると表現できるとカッコイイ)

ここで言う酸というのは、お酢の酸っぱい酸ではなく、ほどよい酸味のこと

酸のしっかりした白ワインは、爽やかさ、清涼感を感じ、飲み心地よく

食欲もそそられるので、お料理も美味しく味わうことができます。

暑い時期に、柑橘系のフルーツが美味しく感じるのも同じ特徴です。

夏、柑橘類欲します

えっ!?でも

酸がしっかりしたワインどうやって選ぶの?!

酸がしっかりとしたワインを選ぶコツ

酸のしっかりしたブドウの品種を選ぶ

例えば

①シャルドネ

②ソーヴィニョンブラン

③リースリング

この3種類のブドウは、白ワインの主要品種と言われている

白ワイン代表のブドウなので

覚えておくと非常に役立ちます!!

ワイン初心者の方向けにオススメの夏ワイン

シャルドネだとフランスのブルゴーニュ地方

同じシャルドネでも、色んなタイプがあります。

中でも酸のしっかりした夏ワイン代表のシャルドネワインは

「シャブリ」というワイン

シャブリに合うお料理や、オススメシャブリなど

動画で詳しく解説してますので一緒にご覧ください

シャブリというワインは、柑橘のほのかな香りで、味わいはすっきりドライ

ミネラル分が豊富なので、夏ワインにはもってこいの1本

ソーヴィニョンブランだとニュージーランド

クラウディベイ

コスパもよくしっかりとしたハーブやグレープフルーツなどの柑橘の爽やかな香り

清涼感が漂う夏ワインの1つ

リースリングだとフランスのアルザス地方

トリンバック

リースリング=酸の強い白ワインの代表です

華やかな香りで口当たりがとってもよく、きりっとした酸が特徴

ボトルの形が縦長で特徴的なので、見ただけでもわかりやすいです。

これらのブドウ品種のワインなら、夏ワインはずれません!

※ちなみにスパークリングワインは、ワインの中でも一番酸が強いワインです!

夏ワイン選びのポイント②

スパークリングワインやロゼワインは

辛口Brut(ブリュット)を選ぶ

イタリアワインでは エクストラ・ブリュット(Extra Brut)→超辛口ブリュット

表記もあります。

特にスパークリングワインは、辛口タイプを暑い日にしっかり冷やして飲むと

泡立ちがよいのでキリッとしたのど越しで爽快感を感じます。

ビールと同じ感覚ですね そして

食前酒として食欲増進効果がある

食欲増進効果が高いので、食事を美味しく食べれるんです。

これは夏バテ防止にもなる!

そして夏ワインと言ったら青い空、白い砂浜、海外リゾート地には

ロゼワインが定番です。

ロゼワインは辛口と甘口あるのですが、最近市場に出回ってるものの多くが

辛口タイプです。

ロゼワインは断然しっかり冷えてた方が美味しさ倍増

お料理と合わない物がない!

と言えるぐらいなんでも合う辛口タイプのロゼワインは万能

ロゼワインについて解説してる動画もチェックしてみてください

でも、赤ワイン好きなんだよなという方!

暑い日には軽いフレッシュでフルーティな赤ワインを冷やして飲むと

美味しく感じます。

逆にタンニン(渋味)が強く、色も濃い濃厚なフルボディの赤ワインを

冷やすのはオススメしません。

なぜかというと、濃いめのワインを冷やし過ぎると、逆に渋さが増して

少しえぐみを感じ、本来の味わいではなくなってしまうのです。

加えて、暑い時期に果実味タンニンしっかりどっしりの

濃厚でコクのあるワインだと、お肉に合わせるならよいのですが、

やはり力強いワイン少し飲み疲れします。

よって、暑い日の赤ワインはライトなものを冷やして飲むことをオススメします。

ブドウの品種で言うとガメイやピノノワール

イタリアワインでいうとモンテプルチアーノの軽いタイプは

果実味しっかりですが冷やして飲むとバランスがよくなって

グイグイ飲めちゃいます。

最後に、夏のワイン保存保管について

夏場はワインにとって過酷な時期、 人間でも日本の真夏の暑さはシンドイですよね

ワインも生き物です。

ワインセラーがない場合、夏場のワインは冷蔵庫保存!

赤ワインの常温放置は厳禁です!

特に赤ワインはかなりのデリケート

そのまま放置はすぐ劣化してしまいます!

なるべく振動のない暗い涼しい場所を探して

冷蔵庫の新聞紙に巻いて、野菜室で保管してあげてください。

野菜室ない!という方夏場だけでも冷蔵庫へ!

その際は、新聞紙とプチプチを巻いて冷蔵庫の奥へ入れて保管してください。

今年の夏、是非 夏ワインで涼んで心も体も元気に明るく

楽しい夏を過ごしてください!

   「Good Wine Good Life」

ワインラベルの見方のコツ

ワインの知識を少しでも知ってる男性は素敵に見えます。

うんちく語り過ぎやかっこつけ過ぎはNGですが、さらっと知識を教えてくれたり

仰々しくなくさらっとソムリエに質問している姿はかっこよく見えます。

ワインの知識を少しでも知るプチジェントルマンな男性が増えて欲しい!

という思いを込めてのプチジェンワインの豆知識

今回は

ワインラベルの見方のコツ

ワインのラベルは、情報が沢山つまっていて言わば

ワインの顔です。

ラベルが少しでも読めると、ワイン選びもスムーズになるのですが

よくわからない!読みにくい!

読めない筆記体のワインも多いですよね

私も「うっ・・えっとこれ造り手の名前だよな、ななななんて読むのだろう??」

となることもありますよね

そんなワインラベルですがまずは

世界にはワイン生産国の部類が大きく分けて2つあります。

新世界と旧世界です。

この2つの世界それぞれのワインラベルの違いを見てみましょう!

まず新世界というのは、ワインの歴史が浅い国のこと

新世界のワインの特徴について解説してます↓

旧世界は、ワイン老舗国(特にフランス・イタリア)

旧世界のワインの特徴の動画も一緒にご覧ください↓

これらの国のラベルの違い

新世界

・ラベルのイラストはシンプルであったりカジュアル

・ワイナリーの名前と葡萄品種が記されている

例えばこのワインラベル、すごくシンプルですよね

見るポイント

・ロバートモンダヴィワイナリー:ワイナリーの名前

・赤い字ナパヴァレー:アメリカカリフォルニア州の地域

・赤い字の下カベルネソーヴィニョン:葡萄品種 

・2014このワインの葡萄が収穫された年(ヴィンテージと言います)

旧世界

・お城や紋章などの重厚な感じのイラストが記されている

これは伝統的な造り手のワインという印

イタリアワインの王様バローロ
貫禄ありますよね

・こういう重厚なイメージのワインはやはり旧世界のワインが多い

・ワイン産地・畑の名前(フランス)・生産者・ワインのブランド名など

色々組み合わさって記されている場合が多い

このラベルは文字が大きかったので 簡単に解説すると

・このワインの名前はMUSIGNY

・AOC表示と赤い字で書いてる箇所の小さい黒字

「APPELLATION MUSIGNY CONTROLEE」と表記されてるのは

これは品質の高いワインですよという意味

・Domaine(ドメーヌ)というのは、フランスのブルゴーニュ地方でよく使われる

ワインの生産者の意味

・アルコール度数もワイン選びのポイントとしてチェック!

だいたいワインのアルコール度数は11~14.5%

ワインって感じ方が人それぞれなのであくまでも目安としてですが、

濃い重めの赤ワインが好きな方は14.5%以上のワインを

ブドウの品種と照らし合わせてチョイスすると、自分好みのワインに近くなります。

ワインのラベルって、本当に色んな種類があって見てるだけでも楽しい

ちなみにこれはピカソが書いたワインラベル

ワインラベルを見ることに少しづつ慣れていくと、ワイン選びもとっても楽しくなります

見た瞬間のジャケ買いで、すごく好きなワインに出会うこともありますし

ワインは一期一会

「Good Wine Good Life」