ワイン初心者の方向けに、ワインの豆知識やワインに絡めた情報を配信する
女将ソムリエールのワイン講座
特に男性の方にワインの知識をもっと知っていただきたい!
ワインの知識を少しでも知ってるプチジェントルマンが
増えて欲しいと切に願い名付けた「プチジェン」ワイン講座
今回のテーマは
高級ワインと安いワインの違いについて
世の中には1本100万以上する高級ワインがあります。
桁間違ってない?!
いえいえ、更に上もあります。
2018年に1945年のロマネ・コンティという名の超高級ワインは
なんと5000万円でハンマープライスされたのです!
えーーーーっ!!なんでそんなに高いの?!
なぜなら
それは需要と供給のバランスだから
この超高級ワインで有名なロマネ・コンティに関して言うと
まずロマネ・コンティというワインは
フランスの銘醸地と言われているブルゴーニュ地方で造られているワインで
このワインを造っている畑は、国の法律でも認められてる
ワイン格付け最高ランク特級クラス
5000万もの値段がついた理由は4つ
①1945年のロマネ・コンティは特に生産本数が極めて少なかった
②1945年のヴィンテージ(収穫年)が20世紀最高のできだった
③手間暇がかなりかかってる
④世界最高峰のワインとしてブランド化してる
③手間暇に関して
これぐらいの高級ワインクラスだと一粒一粒のブドウの品質を高めるために
ブドウの養分がよく吸収して育つような厳しい基準で剪定をしたり
あえてブドウの樹1本に対してほんの数房しか実らせないようにするなど
人が丁寧に手作業で造っているので、労働力人件費もかかるわけです。
その分品質はとてもよいのですが、やはり手間暇はかなりかかります。
④ブランド化に関して
海外の男性誌や経済誌には、高級ワイン特集が頻繁に組まれているぐらい
高級ワインのマーケットは広く、
各国で有名な高級ワイン好きのワインコレクターが存在していています。
それらの方々が、このブランド価値のあるワインを求めるので
奪い合いになる
それが定着して、どんどん金額も高額になっていくのです。
なぜなら
「希少価値」のブランドだから
ビジネスにおいても希少性ってかなり大きな要素ですよね
ワインは、年月が立つほど、その間どんどん消費されていき
本数も少なくなるから、更に価値があがっていきます。
これが高級ワインの金額の高さの所以です。
一方安いワイン
最近はコンビニやスーパーで1000円以下のワイン沢山置いてますね
これらのワインの生産地はほとんどが新世界(ニューワールド)のワインでして
新世界のワインについては、動画でも説明してます↓
比較的ワインの歴史が新しい国で造られるワインはなぜ安いのか?
理由は3つ
①広大な地域で生産できる
②ニューワールドの国の気候風土がワイン造りに合う
(ブドウが育ちやすい気候、収穫時期に雨があまり降らないなど)
③広大な平面の畑の為、人を使わず機械で収穫作業などできるし、
ブドウ畑の管理も機械化してできる
よって人件費もあまりかからず、大量生産できるので
コ・ス・パ・の良いワインとなるのです。
ワインの楽しみ方は人それぞれですが、高級ワインは
ちゃんとしたレストランや特別なお祝いパーティーなどで
じっくりワインの味や香りその変化の過程も味わいながら
ゆっくり楽しむ感じ
一方安いワインは、家で気楽に一人でも、みんなでホームパーティで
ワイワイ飲めるデイリーワイン
どちらのタイプが好きかは人それぞれです。
あくまでもワインは美味しく楽しくが基本ですので、気負いなく
シチュエーションに合わせてチョイスしてみてください。
ちなみに家ではコスパのよいカジュアルワインで楽しんで
たまにはレストランで美味しいプロの料理と合わせて、
普段家で飲めないようなワインを飲んでみることを
女将ソムリエ的にはオススメします!
なぜかというと
・いいワインを揃えているレストランなどで仕入れているワインは
一般の方がすぐにネット購入できるルートではないところからの
仕入れが多く質がよい
・ワインは料理と合わせることで、更に相乗効果があがり美味しさも倍増する
プロの料理人が作る料理と信頼するソムリエが厳選するワインは
最高の組み合わせになります。
私自身が飲食・ワインの専門なのでココかなりゴリ押ししちゃってますが笑!
高いワインや安いワインのタイプを色々飲んでいくと
違いがよくわかってきますので
いろんなタイプのワインも挑戦してみてください!
はぁ~ワインに興味のある方みなさんへ、美味しいワイン提供したい!
私は自分が飲むよりも(あまりお酒量を飲めないんで)
お客様にワインや料理を提供して、喜んで楽しんでもらえてるのを
見る方が何倍も好き、幸せを感じるのです、よって
飲食接客業を17年続けてるのですけどね。
ではこれからもワイン初心者の方に
ワインにもっと興味を持ってもらえるように楽しく飲んでもらえるように
ワインの豆知識や基礎知識楽しくお伝えしていきます!
「 Good Wine Good Life 」