ワイン初心者の方にワインの基礎やポイント、ワインに絡めた
知識や情報をお伝えする
女将ソムリエールの【ワインの豆知識】
特に男性の方にワインの知識をもっと知っていただきたい!
ワインの知識を知る、なおかつ男女問わずに気遣いができる
「プチジェントルマン」は本当に最強なのです!!
では、今回のテーマですが
「ワイン好きな大切な人を喜ばせるコツ」
ビジネスにおいての大切な取引先の方であったり
プライベートで好きな女性とレストランで会食する際
相手がワイン好きという情報を知っているなら
せっかく一緒にワイン飲みながら食事をするのですし
多少なりとも喜んでもらいたいと思いませんか!?
少しでも喜んでもらえるシンプルな
ポイントを女性目線、かつソムリエ・サービスマン歴
18年の視点からの少しお伝えします。
目次
①レストランでの最低限のワインの豆知識
②リサーチ力
③いい客を演じる!?
①レストランでの最低限のワインの豆知識
とある日の私と親友CAさんとの会話
「ワインの知識少しでも知ってて
気遣いの心がある男性ってカッコよく見えるよね」
「一緒にご飯食べに行った時そういうの見えたら
いいなぁ~って思う思う!」
というような話をよくします。
ちなみにワインの知識知ってるからと言ってうんちくを語りすぎはNG!
話したくなる気持ちはわかりますが、語りすぎは
相手からも店からも嫌がられます・・
ではワイン初心者の方でも、最低限知っておくとよい
レストランでのワインの豆知識ポイントとは?!
・まずはワインを飲む順番を知る
・軽いワインから重いワインへ
・安いワインから高級なものへ
・若いフレッシュフルーティーなワインから熟成したワインへ
ワインを飲む基本的な順番は
スパークリングワイン(泡)→白ワイン
→ロゼワイン→赤ワイン
飲むにつれてワインの色もどんどん濃くなっていくイメージ
しかしこんなパターンもありますよね、例えば相手の方が
重めの赤ワイン好きで量も結構飲まれるという情報を知っていたとします。
その情報を知ってるが故に、最初から濃い赤ワインを頼んでしまうと、
レストランの料理では特にコースだと、最初の料理は軽い前菜から
スタートしますので、その場合だとワインが強すぎて
せっかくの素材のよさ、料理の美味しさをワインが消してしまいます。
よって、濃い赤ワイン好きであっても最初はスパークリングワインや
白ワイン、または軽い赤ワインをグラスで頼んでから
濃い赤ワインをボトルで頼む流れが
料理もワインも美味しく召し上がれます。
・料理の色とワインの色を合わせる
例えば
・野菜や魚や鶏肉の白い系料には白ワイン
・生ハムやサーモンなどにはオレンジピンク系にはロゼワイン
・赤身のお肉には赤ワインなど
同じ色同士の組み合わせは非常によく合います
②リサーチ力
先程のパターンでは相手の方が濃い
赤ワインが好きという情報を前もって知ってた状況。
でも、ただワイン好きだとは知ってるけど
詳しい情報例えばどんなワインが好きなど
事前に細かく知れない時もありますよね
そんな時は、まず乾杯の食前酒(スパークリングワインやシェリー酒)
を頼む際、ここでさりげなくリサーチしていきます。
ポイントは3つ
①どんなワイン種類のワインが好きか
泡のワイン?白ワイン?赤ワイン?どれが好きですか?
②どんなタイプが好きか
白ワインなら辛口or甘口どちらが好きですか?
赤ワインなら軽めor重め?
③どのくらい量飲めるか
ワイン1本でだいたいグラスで言うと7~8杯分です
それを知ったうえで、ワイン好きだけど
グラス2杯ぐらいで十分の方もいらっしゃいますし
1本すぐに開けれる方もいらっしゃいますので
自分も含めての飲める量はしっかり把握しておきましょう
せっかく頼んでも飲みきれず
かなりの量を残してしまうのはもったいないです。
ワイン好きな方へのリサーチとしてこの3つのポイントを
おさえておきましょう
~女将のつぶやき~
今まで色んなお客様を担当させていただいた中で感じたのが
特に女性のお客様でワイン好きとおっしゃってる方は
たいがいシャンパーニュ(フランスの高級スパークリングワイン)
や白ワイン好きの方が多い
特にシャンパーニュ!
私が通っていたワイン学校でも生徒の7割以上が女性で
シャンパン講座が開催される際は
9割以上女性が集まりますw
勿論赤ワイン好きな女性もいらっしゃいますが
高貴でエレガントでロマンティックな高級シャンパー二ュ
好きな女性はかなり多いです
(お金かかりますw)
でも高級シャンパー二ュではなくても、同じスパークリングワインで
美味しいスパークリングワインは沢山あります!
女性にはシャンパーニュではないとダメなのか!と思わなくても大丈夫ですw
ちなみに女性は男性からの気遣いって嬉しい。
(基本乙女。だからロマンティックなシャンパーニュ好き多いのかも!)
ほんの一言でも男性からの気遣ってくれる言葉や行動は嬉しい。
(男性は想いを言葉や振舞いでカタチにしくれない方多数・・)
↑女将のつぶやき女性代表の声
③ソムリエを味方につける
先程の簡単なリサーチができたら
プロのソムリエにその情報を伝えて味方につけましょう
ワイン通プロ並みでないかぎり
この店の料理とこの店のどのワインが合うってなかなかわからないです。
よってさりげなく先程リサーチした内容と、予算金額をソムリエに伝えてください。
ちなみに何も情報なし丸投げでとりあえずなんでもいいから
美味しいワイン持ってきて!
はあまり感じよくありません。
勿論ソムリエの仕事としてきっちりやります。
人それぞれ好みは違うので
どういうタイプのワインが好きかなど最低限は伺って
お客様が頼んでいる料理に合うワインをチョイスしますが・・・
ソムリエ、サービスマンも「人」です
適当にあしらわれたり、話も全く聞かない、言葉もなにもない方よりも
美味しそうに飲んで食べてくれたり、笑顔をくれたり
ちゃんと言葉を伝えてくれたり
いいリアクションの方には、よりよいサービスをしよう
おまけのサービスしようとなるのは自然の流れで
いいお客様を演じられたら
受けるサービスの質は確実にあがります。
サービス側の私自身もそうしてます例えば
この方には原価ギリギリになるけど
いいワイン出してあげよう!あっ!
もっとこれも出してあげようなど
サービスする側もよりよいサービスをしたくなります。
それはたとえ若いカップルのお客様でも同じです。
いいお客様を演じることで、料理に合うさらに美味しい
とっておきのワインが出てくるとなると
その際の料理とワインのマリアージュは最高になります。
そうなると、美味しい料理やワインを飲んでる相手の方も勿論喜びますし、
それを一緒に食べて、その姿を見る自分も嬉しくなりますし
その光景を見る私達スタッフも嬉しくなりますし
これみんなHAPPYですよね。
よって、ワイン好きの大切な方を喜ばせるコツの1つに
店、スタッフを味方につける
要はリアクションです。
想いを言葉でちゃんと伝えたり、笑顔を出してみたり
いいリアクションをすることで
美味しいワインが飲める以外にもいい事が沢山起こりますよ!
是非今回のポイントを少しでも
意識して大切な方とワイン楽しんでください。
喜ばせられた分、自分にも周りにもHAPPYが広がりますので
「Good Wine Good Life」