2018年12月の年の瀬、飲食店は一年で一番の繁忙期。
そんな中でも、私は、サービスマンとして、外から見る日本のよさ
外から見る日本のホスピタリティを改めて知りたい、感じたい。
そのためには、海外のホスピタリティを実際に感じたい、体感したい。
そう思い立ち、
アジアを代表するホテル、タイのマンダリンオリエンタルバンコクのサービスを受けに
バンコクへ、1泊2日で飛ぶ事を決めた年末。
そう、目的は、アジアで必ずベスト10に入る最高ホテルのサービスを受けに。
これだけの為に。
私の店の休みは月曜とたまに火曜休みがあるのみ。
そして、2018年最後の休み、ここしかない。どうしても行きたい、見たい、
感じたいが揃い
Now or Never!!
基本思い立ったら吉日派なので、この2連休を使ってバンコクに行くと決めたわけです。
当日、日曜の夜の営業を終えて、そのまま羽田空港へ。真冬の日本から常夏の国
タイバンコクへ。それもその日の夜は、摂氏1度の激寒。
ダウンジャケットを羽織ってブルブル震えながらバンコクに向かいました。
今思うと、私、気力、体力的にもよくここまで弾丸で行けたなぁ~としみじみと回想。
そのまま、無事にバンコクへ到着。
チャオプラヤ川を船で渡り、無事目的のマンダリンオリエンタルバンコクに
到着できました。
アーリーチェックインが可能ならと頼んでたのですが、
難しいかもしれないと言われてたので、荷物だけ置こうと思って
チェックインに行くと、笑顔で既にお部屋ご用意できてますと!!ラッキー(≧▽≦)
そして、フロントで生花で作った腕輪?を手首にかけてもらい、部屋のご案内へ。
この生花の腕輪の香りが本当にいい香りで、部屋を案内していただいてる最中でも
スタッフにねぇこの香り、ホントいい香り~いや~ホントいい香りねと
腕輪の香りを嗅ぎながら連呼してました(笑)
お部屋には、朝食として、色々なパンとお菓子と色々なフルーツ盛りや
フレッシュフルーツジュースなど用意してくれてて、
その横に、きれいな洋蘭の一種かな?ピンクのお花も添えてありました。
思わず素敵っ!と心遣いに感動。
マンダリンオリエンタルバンコクは、部屋の中もそうですが、
生花が色んなところに飾られてて、花好きの私は、ほんとに癒されます。
そして、午前中は、少し観光をしにまた船に乗ってワットポーへ。
なんだかとても神聖な場所、神聖な空気。勿論観光客はかなりの数ですが、
特に大寝釈迦仏様を一目見て、一瞬で感極まり
はぁ~私ここに来るべきだったんだ、ここまで無事に来させてくれて
ありがとうございます。としみじみと感謝の気持ちを伝え、ご挨拶をしました。
そしてワットポー観光の帰りに事件が!!
ワットポー前に止まってるタクシーに乗ったのですが、これがメーターのない
いわゆるぼったくりタクシーだったのです・・・
行きたい場所まで伝えて走り出したものの、メーターもないので、
ここまでいくら?と聞いたら1万円と。やばい、あり得ない。
タクシーで10分程度のところ、こいつ1万って言ってる。
やばい・・ぼられる。その金額は高い、それおかしいと言っても通じない。
携帯に何かしゃべって日本語に変換してきてる言葉もよくわからない。
唯一、この車安かった、そんなこと知ったこっちゃない!!
これはまずい。下ろして今すぐ!!と言ってもタクシーは止まらない。
携帯でググると、ワットポー前タクシーぼったくりだらけと・・・
まんまと引っかかった私・・・(;’∀’)
ずっと下ろしてを連呼してたら、ようやく5分くらいして、止まって
金額聞いたら6000円って。もう、なんか怖いから払って立ち去りました。
情報を知らな過ぎたな・・・まぁ大事件に巻き込まれなくてまだよかったけど。
のち、無事にホテルまで帰れたので、ひとまず安心。
そして、そんなぼったくりの事件も忘れるぐらいの、アジア一番とも言われる
マンダリンオリエンタルバンコクのエステを体験。
今までも、何度かエステを受けてきましたが、いや~これは
今までの人生の中で、一番最高のエステ。
完全プライベートの私だけのオシャレな部屋(シャワー付き)
雰囲気、アロマオイルの癒しの香り、そして施術のまぁ上手な事、
すべて極上でした。
あまりにも、施術が上手で、素晴らしくて、私の担当のスタッフさんに
あなたの技術、ほんとに素晴らしいわ、今までで一番よ!と感動を伝えました。
エステ後もエステ内にあるカフェスペースでのんびり癒され
これぞ至極のひとときを過ごすことができました。
そして、夜は、ホテル内のレストランで、タイの伝統舞踊を見ながらのディナー。
トムヤンクンやタイカレー色々出てきましたが、さすがに大食いの私でも量が多かった。
そして、あっという間にバンコク滞在も終わり、チェックアウトの際
フロントの方に、タクシーぼったくり事件の話をしてたら
コンシェルジュや別のスタッフも来て、
それぞれにまた同じ話をしてたら、みんな
とても悲しい顔でsorry…sorry….と手を合わせられて ….
はっ!最後の去り際これじゃいかん!と思い、
「でも、ここでの滞在は本当に素晴らしいもので、私、
とても有意義に幸せに過ごせました!」と笑顔で。
そして、勿論高級ホテルなので、ホテルの前にはタクシーが沢山並んでるのですが
私は「もうタクシーにぼったくられたくないから、また裏の船に乗って駅まで行って
空港行くね!」と告げると、スタッフ達が
「えっ!!もう日本へ帰るの??バンコク1泊だけ??」と驚いた様子。
私「Yes!!!私の今回の目的は、ここマンダリンオリエンタルバンコクのサービスを受けることだったから」
と、私は踵を返し、みんなありがとう!と伝え
颯爽とトランクをカラカラ引きずりながら、船乗り場に向かいました笑。
そんなこんなで、無事に日本に到着。
今回、マンダリンオリエンタルバンコクでの滞在では、私はお客様側。
いつ、どこへ行っても、笑顔でHello,Madam~
Good evening,Madam~とゆっくりと手を合わせていただき、
何かあたたかみを感じました。
日々サービスマンとしてバタバタと現場で働いている私、
お客様にあたたかい心でおもてなしできているのか、
色々と自分のサービスについて、自省するいいきっかけになりました。
このバンコクへの旅から、サービスマンとしての第二ステージが
始まったそんな感じを覚えてます。まだ何もつかめてないですが笑。
でも、本当に心から行ってよかったなと思える
マンダリンオリエンタルバンコク滞在記でした。