ワインラベルの見方のコツ

ワインの知識を少しでも知ってる男性は素敵に見えます。

うんちく語り過ぎやかっこつけ過ぎはNGですが、さらっと知識を教えてくれたり

仰々しくなくさらっとソムリエに質問している姿はかっこよく見えます。

ワインの知識を少しでも知るプチジェントルマンな男性が増えて欲しい!

という思いを込めてのプチジェンワインの豆知識

今回は

ワインラベルの見方のコツ

ワインのラベルは、情報が沢山つまっていて言わば

ワインの顔です。

ラベルが少しでも読めると、ワイン選びもスムーズになるのですが

よくわからない!読みにくい!

読めない筆記体のワインも多いですよね

私も「うっ・・えっとこれ造り手の名前だよな、ななななんて読むのだろう??」

となることもありますよね

そんなワインラベルですがまずは

世界にはワイン生産国の部類が大きく分けて2つあります。

新世界と旧世界です。

この2つの世界それぞれのワインラベルの違いを見てみましょう!

まず新世界というのは、ワインの歴史が浅い国のこと

新世界のワインの特徴について解説してます↓

旧世界は、ワイン老舗国(特にフランス・イタリア)

旧世界のワインの特徴の動画も一緒にご覧ください↓

これらの国のラベルの違い

新世界

・ラベルのイラストはシンプルであったりカジュアル

・ワイナリーの名前と葡萄品種が記されている

例えばこのワインラベル、すごくシンプルですよね

見るポイント

・ロバートモンダヴィワイナリー:ワイナリーの名前

・赤い字ナパヴァレー:アメリカカリフォルニア州の地域

・赤い字の下カベルネソーヴィニョン:葡萄品種 

・2014このワインの葡萄が収穫された年(ヴィンテージと言います)

旧世界

・お城や紋章などの重厚な感じのイラストが記されている

これは伝統的な造り手のワインという印

イタリアワインの王様バローロ
貫禄ありますよね

・こういう重厚なイメージのワインはやはり旧世界のワインが多い

・ワイン産地・畑の名前(フランス)・生産者・ワインのブランド名など

色々組み合わさって記されている場合が多い

このラベルは文字が大きかったので 簡単に解説すると

・このワインの名前はMUSIGNY

・AOC表示と赤い字で書いてる箇所の小さい黒字

「APPELLATION MUSIGNY CONTROLEE」と表記されてるのは

これは品質の高いワインですよという意味

・Domaine(ドメーヌ)というのは、フランスのブルゴーニュ地方でよく使われる

ワインの生産者の意味

・アルコール度数もワイン選びのポイントとしてチェック!

だいたいワインのアルコール度数は11~14.5%

ワインって感じ方が人それぞれなのであくまでも目安としてですが、

濃い重めの赤ワインが好きな方は14.5%以上のワインを

ブドウの品種と照らし合わせてチョイスすると、自分好みのワインに近くなります。

ワインのラベルって、本当に色んな種類があって見てるだけでも楽しい

ちなみにこれはピカソが書いたワインラベル

ワインラベルを見ることに少しづつ慣れていくと、ワイン選びもとっても楽しくなります

見た瞬間のジャケ買いで、すごく好きなワインに出会うこともありますし

ワインは一期一会

「Good Wine Good Life」

高級ワインと安いワインの違いって何!?

ワイン初心者の方向けに、ワインの豆知識やワインに絡めた情報を配信する

女将ソムリエールのワイン講座

特に男性の方にワインの知識をもっと知っていただきたい!

ワインの知識を少しでも知ってるプチジェントルマンが

増えて欲しいと切に願い名付けた「プチジェン」ワイン講座

今回のテーマは

高級ワインと安いワインの違いについて

世の中には1本100万以上する高級ワインがあります。

桁間違ってない?!

いえいえ、更に上もあります。

2018年に1945年のロマネ・コンティという名の超高級ワインは

なんと5000万円でハンマープライスされたのです!

えーーーーっ!!なんでそんなに高いの?!

なぜなら

それは需要と供給のバランスだから

この超高級ワインで有名なロマネ・コンティに関して言うと

まずロマネ・コンティというワインは

フランスの銘醸地と言われているブルゴーニュ地方で造られているワインで

このワインを造っている畑は、国の法律でも認められてる

ワイン格付け最高ランク特級クラス

5000万もの値段がついた理由は4つ

①1945年のロマネ・コンティは特に生産本数が極めて少なかった

②1945年のヴィンテージ(収穫年)が20世紀最高のできだった

③手間暇がかなりかかってる

④世界最高峰のワインとしてブランド化してる

手間暇に関して

これぐらいの高級ワインクラスだと一粒一粒のブドウの品質を高めるために

ブドウの養分がよく吸収して育つような厳しい基準で剪定をしたり

あえてブドウの樹1本に対してほんの数房しか実らせないようにするなど

人が丁寧に手作業で造っているので、労働力人件費もかかるわけです。

その分品質はとてもよいのですが、やはり手間暇はかなりかかります。

④ブランド化に関して

海外の男性誌や経済誌には、高級ワイン特集が頻繁に組まれているぐらい

高級ワインのマーケットは広く、

各国で有名な高級ワイン好きのワインコレクターが存在していています。

それらの方々が、このブランド価値のあるワインを求めるので

奪い合いになる

ワインオークションでハンマープライス!

それが定着して、どんどん金額も高額になっていくのです。

なぜなら

「希少価値」のブランドだから

ビジネスにおいても希少性ってかなり大きな要素ですよね

ワインは、年月が立つほど、その間どんどん消費されていき

本数も少なくなるから、更に価値があがっていきます。

これが高級ワインの金額の高さの所以です。

一方安いワイン

最近はコンビニやスーパーで1000円以下のワイン沢山置いてますね

これらのワインの生産地はほとんどが新世界(ニューワールド)のワインでして

新世界のワインについては、動画でも説明してます↓

比較的ワインの歴史が新しい国で造られるワインはなぜ安いのか?

理由は3つ

①広大な地域で生産できる

②ニューワールドの国の気候風土がワイン造りに合う

(ブドウが育ちやすい気候、収穫時期に雨があまり降らないなど)

③広大な平面の畑の為、人を使わず機械で収穫作業などできるし、

ブドウ畑の管理も機械化してできる

よって人件費もあまりかからず、大量生産できるので

コ・ス・パ・の良いワインとなるのです。

ワインの楽しみ方は人それぞれですが、高級ワインは

ちゃんとしたレストランや特別なお祝いパーティーなどで

じっくりワインの味や香りその変化の過程も味わいながら

ゆっくり楽しむ感じ

一方安いワインは、家で気楽に一人でも、みんなでホームパーティで

ワイワイ飲めるデイリーワイン

どちらのタイプが好きかは人それぞれです。

あくまでもワインは美味しく楽しくが基本ですので、気負いなく

シチュエーションに合わせてチョイスしてみてください。

ちなみに家ではコスパのよいカジュアルワインで楽しんで

たまにはレストランで美味しいプロの料理と合わせて、

普段家で飲めないようなワインを飲んでみること

女将ソムリエ的にはオススメします!

なぜかというと

・いいワインを揃えているレストランなどで仕入れているワインは

一般の方がすぐにネット購入できるルートではないところからの

仕入れが多く質がよい

・ワインは料理と合わせることで、更に相乗効果があがり美味しさも倍増する

プロの料理人が作る料理と信頼するソムリエが厳選するワインは

最高の組み合わせになります。

私自身が飲食・ワインの専門なのでココかなりゴリ押ししちゃってますが笑!

高いワインや安いワインのタイプを色々飲んでいくと

違いがよくわかってきますので

いろんなタイプのワインも挑戦してみてください!

はぁ~ワインに興味のある方みなさんへ、美味しいワイン提供したい!

私は自分が飲むよりも(あまりお酒量を飲めないんで)

お客様にワインや料理を提供して、喜んで楽しんでもらえてるのを

見る方が何倍も好き、幸せを感じるのです、よって

飲食接客業を17年続けてるのですけどね。

ではこれからもワイン初心者の方に

ワインにもっと興味を持ってもらえるように楽しく飲んでもらえるように

ワインの豆知識や基礎知識楽しくお伝えしていきます!

  「 Good Wine Good Life 」

ワインの味に法則があるんです!

ワイン初心者の男性の方々が、ワインの基礎や豆知識を学んでいただくことで、

プチジェントルマンに近づく。

ワインの知識を知ってるプチジェントルマンは最強説あり!

最近、私の親友CAさんと

「ワインの知識やマナー知ってる男性ってかっこいいよね~ねぇ~っ」

とリアルに話してました。

ワインを通じて、少しでもプチジェントルマンに

近づけるお手伝いができるように、ワインの知識情報をお伝えする

女将ソムリエールのプチジェンワイン講座

今回は

ワインの味の法則について

ワインを飲まなくても、だいたいのそのワインの味がどういう感じのワインか

わかるコツがあるのです。

そのコツとは???

「地図です」

このワインはどこの国の、どの地域で造られてるんだろう?から

その国のその地域って暑いイメージあるな

逆に寒い国だなのようにイメージしてみます。 

ワインの味は、同じブドウで造られたワインであっても、

国によって、地域によって、味わいが大きく違います。

なぜ違いがあるのかというと

気候、気温が大きく違うから

ここで地図の登場

赤道に近づくにつれて温暖な地域というのがポイント

気温の低い国、地域だと、日照量も少なく、気温も低い為、

ワインのブドウの糖度が上がらず

ブドウ自体が甘くなりづらくなるので、ひきしまった味になります。

一方、気温の高い国や地域だと、ブドウは太陽をサンサンと浴びるため、

ブドウの糖度がグッと上がって

全体的に濃くなり、ブドウの甘さを感じる味になります。

よって

そのワインのブドウが造られている地域の

気温によって

ワインの味は変わってくるのです。

寒い国、冷涼な地域、北部=酸味のしっかりした、引き締まったワイン

暑い国、温暖な地域、南部=ブドウが熟した濃いコクのあるワイン

例えばフランスの場合

フランスの北部世界遺産モンサンミッシェルで有名な

ノルマンディ地方

フランス北部はやはり寒い!海風が強いけど素敵な所でしたよ

秋冬はかなり冷え込むし、年間を通じて曇りや雨が多い冷涼地域

ここはワイン産地ではないですが、めっちゃ寒いイメージ

ノルマンディから少し下ったところに、ロワール地方という

ワイン産地があるのですが、

ここもフランス北西部で比較的冷涼な地域のため、

シュッとした引き締まった酸味の強い白ワインが多く

赤ワインだと軽いカジュアルなタイプのワインに仕上がってます。

一方、比較的年中温暖のフランス南部の地中海沿岸プロヴァンス

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 南仏.jpg です

太陽サンサン、気温も暑いリゾート地ですね

よってワインは、ロゼワインや濃い赤ワインが多く、

白ワインだと、味わいがしっかりとしたタイプです。

ちょっと話それますが、私の中でその地域の人間性、個性も、

北と南でワインと多少似てると感じてます。

例えば、イタリアも、北部は冷涼、南部は温暖な気候です。

イタリア南部は特に日本の沖縄みたい、気候も人も笑!!

太陽をサンサンと浴びてるので、ブドウはかなり熟してて

ワインの味は濃いめ、田舎らしいニュアンスで、ちょっとワチャワチャしてます

(いい意味で)

イタリア南部の人も、全ての人がそうではないですが

時間なんてよくない?!自由きままでいいじゃん

昼から飲もうぜ~のように明るく陽気でおおらかな感じです笑。

このように、その国のその地域の気候、気温によって、

ワインのだいたいの味がみえてきます。

よってこれからワインの味わいを知るポイントの1つの目安として、

このワインはどこの国のどこの地域で造られてるのだろう?

北部?南部?中部?

ワイン生産地地図を頭に入れて見ましょう。

地図がわからなくても、例えばスペイン産のワインだったら

スペインは暑い国だから、結構しっかり目のワインかな

ドイツだったら、寒い国だから、すっきりシャープな感じかな

のイメージでOKです。

私自身、地図にはあまり興味を持っていなかったのですが、

ソムリエの勉強を始めてから、ワイン産地の地図を覚えるのが

マストマストマスト過ぎるため覚えました。

そこからワインへの理解が深まり、

ワイン以外でも地図の知識はとても役立ってます。

こういう地図なら好きなのですが、実際の

目的地へ向かう地図となると・・・

女性の方は地図読むの見るの苦手な方かなり多いんです!

私も実際の地図、グーグルマップで検索しても

自分がどこにいるのか、 どっちに行けばいいか本当にわからなくなること多々・・・

自分でドン引きするぐらい

たどり着かないのです。

スマホクルクルクルクル回しながら

ひどい・・・徒歩5分のとこ、私一体何分かかるのよ(T_T)

以前のお店でも駅から歩いて1分もかからないレストランの場所に

たどり着けないお客様から迷子の電話

女性率90%以上!笑

ちなみに女性は、地図をスラッと読める、見れる男性が

かっこよく見えるというデータ出てますからね。

ワインの味わいの法則性として、ワイン産地の地図も

是非覚えてみて、参考にしてみてください。

ワイン産地を地図で覚えていくと

世界観広がってこれまた勉強にもなりますし、面白いですよ

「GOOD WINE GOOD LIFE」

スパークリングワインの豆知識

ワイン初心者の男性の方々が、ワインの基礎豆知識を学んでいただくことで、

プチジェントルマンに近づく。

プチジェントルマンは世界を救うと言いたいぐらい。

ワインを通じで、少しでもプチジェントルマンに

近づけるお手伝いができるよう

ワインのちょっとした基礎豆知識を女性目線でお伝えする

女将ソムリエールのプチジェンワイン講座

今回はスパークリングワインについての豆知識

シュワシュワ泡立つ発泡性のワイン=スパークリングワインは、

春野菜や春の魚介料理にもピッタリ。

そうそう、私のワインバーでスパークリングワインを飲まれるのは

女性が格段に多い。

飲みやすいし、どんな料理にも合うし

そんなスパークリングワインは、

国によって呼び方が変わるのです。

有名どころは3つ

フランス 「シャンパン」

シャンパンはスパークリングワインの中でも別格

フランスの中でも、フランス北部の

シャンパーニュ地方で造られたもののみシャンパン

と呼べるのです。

有名なシャンパンで言うとドンペリ

一度は聞いたことありますよね?!

シャンパンは、コク深くふくよかでリッチで上品な味わい

フランスらしい伝統、権威、プライドの高さを感じる高貴な逸品

イタリア 「スプマンテ」

口当たりよいフレッシュな優しい果実の風味

柔らかくてとても飲みやすいので、女性に好まれます。

イタリアらしく、陽気で明るくて

イタリア人のように軽い笑!

スペイン 「カヴァ」

スペインは暖かい国なので、太陽サンサンに浴びてブドウがしっかり熟してるので

爽やかですがボリュームのある果実感を感じます

なんとなくそれぞれ国民性現れてますよね

ではここで上質なスパークリングワインの見分け方ポイント!

スパークリングワインの品質の高さ=泡の持続性

なんです。

例えば同じスパークリングワインでもシャンパンは、

見惚れるぐらいのきめ細かい綺麗な泡立ちで

泡の持続性が圧倒的に長いんです。

クオリティの高さは格別。

スプマンテや他のスパークリングワインも美味しいのですが、

グラスに注いだら、すぐに泡立ちは消えちゃいます。

今度グラスに注がれた際、泡立ちの持続性も見てみてください。

なぜ、シャンパンはそんなにクオリティが高い上質な泡が持続するの??

それは

瓶内二次発酵 という製法で造られているから

この製法は1本1本ボトルの中でじっくり時間をかけて泡を生み出すため、

人の手と時間が必要。

それに加え、原材料のブドウが高いんです。

シャンパンに使われるブドウは、厳しい選定基準と熟成期間をクリアした

ブドウしか使えないので

かなりの手間隙とコストがかかる。

シャンパンに関しては、かなり奥深いのでここではざっくり説明となりますが

これらの要因で、シャンパンは高額となるのです。

そんなシャンパンと同じ瓶内二次発酵製法で造られてる

質の高いスパークリングワインで有名なのが

イタリアのフランチャコルタ

  • イタリアのフランチャコルタ

そして先程もお伝えしたカヴァ

  • スペインのカヴァ

カヴァはシャンパンに比べたらかなりリーズナブル

勿論、全てが全てシャンパンみたいではなく、

様々なタイプのカヴァがあると思ってください。

辛口で料理にも合いやすく断然コ・ス・パ・がよいです。

でもなぜ、同じ造り方なのにシャンパンより断然安いのか?

シャンパンより熟成期間が少し短いということも要因の1つ。

次にスパークリングワインにも、辛口甘口があります。

辛口の表記Brut Nature

お酒好きな辛口派はこちらで。

同じぐらいですがやや辛口表記でBrut

お酒にあまり強くない方や、ワイン初心者の方には

Semi-seco中甘口

これが無難。

甘口スパークリングワインで有名なのは、イタリアのアスティ

これ若い女性が好きな方多いのですが、

やはり甘口の為、食前酒、または締めのデザート感覚で飲むほうが良いです。

味の好み、味わい方は、人それぞれ違いますので、

あくまでもスパークリングワイン選びのポイントとして、覚えてみてください。

最後に、スパークリングワインには

「ロゼ」もあります。

なんと言っても、色が綺麗!かわいい!春っぽい!お洒落!

あの淡いロゼ色ピンクって本当に女性が好む綺麗な色。

見た目も、味も楽しめる

ロゼスパークリングワインは、肉にも魚にも合うし和食にも万能!

甘口タイプもありますが、辛口の方が料理には断然合います。

手頃でコスパもいいものも多いですし、

ロゼスパークリングは個人的にかなりオススメ。

特にこの時期

男性の皆さんも、気分明るくしたい時、元気になりたい時、癒やされたい時、

桜を見てみんな癒やされるように

ロゼスパークリングワイン、たまにはいかがですか?!

お料理やおつまみと一緒に

スパークリングワインのあのシュワシュワ感を味わって

心も気持ちもリフレッシュしてみてください。

「GOOD WINE DOOD LIFE」

ワインのコルク、スクリューキャップの豆知識

ワイン初心者の男性の方々が、ワインの基礎豆知識を学んでいただくことで、

プチジェントルマンに近づく。

プチジェントルマンな男性が増えると

世の中本当にHAPPYが増えるのです。

飲食接客業を17年続けてて、ジェントルマンだなと感じる男性のお客様は、やはり

ビジネスにおいても成功されてる、評価されてる方ばかり。

プチでよいのです!

男性の皆さんが、ワインを通じで、少しでもプチジェントルマンに

近づけるお手伝いができるよう

ワインのちょっとした基礎豆知識をお伝えする

女将ソムリエールのプチジェンワイン講座

今回は

コルクワインとスクリューキャップワインについて

皆さん、ワインを開ける際に、コルクタイプのワインと

スクリューキャップタイプのワインがあるのはご存知ですか?

見た目でいうと、スクリュータイプのワインは上部の首の箇所に点線が入ってます。

このコルクワインとスクリューキャップワインの違いって何??

まず、ワインに使用されてるコルクについて

コルクは、主に地中海沿岸のポルトガルで造られてます。

コルク樫という木から造られるコルクは、

丈夫で、密閉できて、弾力性にも優れてて、断熱効果もある、

微量の空気の行き来があるので、ワインの熟成、長期保存にもってこいなんです。

ただ、昨今このコルク樫の木は減少してて、

コルク素材として使用するには樹齢30年以上のもの、

かつ6ヶ月自然の光を浴びせて、木目を揃えて加工するといった

手間がかかるんです。

そんなコルクにある刻印

これは本物の証という意味。

なぜなら高級ワインは偽物が出回るので、見分ける為の刻印とも言えます。

そして、コルクには長さにバラツキがあり、

「コルクの長さ=ワインの価値」

なのです。

いわゆる高級ワインというのは、長期熟成タイプのワインの事で

コルクが長ければ長いほどワインボトルを密閉できる。

通常、ワインコルクは3センチ程ですが、

長期熟成タイプのコルクですと、6センチぐらいあります。

コルクのデメリット2つ

①コルクは、乾燥に弱い!

コルクは乾燥すると、縮んでワインの酸化が始まって液漏れしたり、

とにかく折れやすい!

そんなに高くないワインでも、乾燥したコルクは、抜く際すぐ折れちゃいます。

熟成してる年代物のワインのコルクの場合も、

年数が経ってるので、慎重に扱ってもコルクがボロボロしやすく、

ワインのオープナーを刺した瞬間の感触から

うっ!ここここのコルクの状態で抜ける??大丈夫かな!?

もう焦るぐらいボロボロになるので、熟成タイプの高級ワインの

コルク抜栓はヒヤヒヤものです。

そんな乾燥を防ぐために、コルクワインはボトルを横に寝かせて、

コルクを湿らせて保管します。

②コルクは腐る

コルクの中には、バクテリアなどの細菌が付いてる時があって、

細菌が科学反応を起こして、コルクを劣化させて、

腐らせて、その分酸素が入ってしまうので、酸化して

ワイン自体をダメにしてしまうのです。

これをブショネ言って、香りもカビ臭いです。

つい最近も、売値にすると12000円ぐらいのワインが劣化したワインでした。

香りはめちゃめちゃカビ臭いものではなかったのですが、うっすらイヤな香りを感じる。

一口含んでみて・・・ん???

そして、時間経っても、香り味何も変わらない。

「これダメだ・・・美味しくない、飲めない!!」

ワインは生き物なので、高級ワインでも、

ブショネなどによって劣化してしまってるワインに当たる事もあるのです。

一方、最近よく見かけるスクリューキャップタイプのワイン

このタイプは、ニュージランドやオーストラリアワインに多く、

ニュージーランドワインの90%は、スクリュータイプです。

スクリューキャップのメリット6つ

①コルクより開け閉めが簡単

②開ける際、コルクのようにボロボロにならない

③保存性がいいからフレッシュ

➃ブショネがない

⑤ ボトルを立てたまま保存できる

⑥コルクに比べてコストが低い

スクリューキャップはコルクに比べて利点が多く、

乾燥しないので、コルクのように開ける際

トラブルが少ないし、低コスト、熟成も可能。

えっ、じゃぁワインってスクリューキャップでよくない?!

そうと思いますよね

そうなんです、いいんです!

でも、 ワインはコルクと共に歴史を刻んで今に至る経緯や、

なんといっても、ソムリエがコルクを抜く手さばき、コルクを嗅ぐしぐさなど

ソムリエの「パフォーマンス」

レストランでワインを嗜む、ワインを飲む際にはしっくりいくのです。

これ、ソムリエの自分が言うと、めちゃめちゃナルシストですよね笑!

やはり高級レストランでソムリエが、スクリューキャップをカチッと

ただあけて注ぐとなると

ちょっと味気なさも感じちゃいませんか?!

一方ホームパーティや、家飲みでは、気楽なスクリュータイプのワインで十分。

その際は、男性がワインを開けたり、注ぐ役目ですからね!

ワインも 「レディーファースト」

男性が女性をエスコートするという意味で、

男性がタイミングを見てワインを注いでください。

スマートにワインを抜栓できたり、注げる男性って、

かっこよく見えて、高感度、結構高いですよ!!

今回のワインのコルクやスクリューキャップの話

豆知識としてアウトプットで小話として話してみたりして、

ワインのコルクも、これからちょっと意識して見てみてくださいね

  「GOOD WINE GOOD LIFE」

ワインボトルの形でワイン味がわかる?!

ワインの基礎、豆知識を中心に

女性目線で素敵だなと思うジェントルマンな男性要素も

ワインに絡めて少しづづお伝えしていくプチジェントルマン講座

略して「プチジェン」

では5回目のプチジェン  

今回は、ワインのボトルについて

実はワインって、ボトルを見たらある程度どんなワインか

ちょっと判別できるポイントがあるのです。

そのポイントとは?!

ワインボトルの形には、それぞれの地域ごとに特徴があります。

大きく分けて3種類

ボルドー型

店頭でよく見る形ですよね

ワインの肩がはってるので、このボトルの形をいかり肩と呼びます。

これは、フランスにボルドーという、2大ワイン銘醸地の1つと言われている

ワインの名産地があって、そのボルドーで普及し始めたワインのボトルの形なのです。

このボルドーという地域は、濃くて渋みのあるカベルネ・ソーヴィニヨンや、

メルローと言ったブドウで造られるワインが多いです。

この地域で造られているワインって、ワインを熟成するにあたって

「オリ」(澱)と呼ばれる

簡単に言うとワインの渋みと色素の塊

このワインの渋み成分である、タンニンやポリフェノールが結晶化したオリが、

このボルドー地区のワインは発生しやすいのです。

これオリ!!!

このオリは、一緒に飲むとザラつきがあり舌触りもよくないんです。

よって、 ワインを注ぐ際、

いかり肩のボトルの肩の部分に、オリを停留させて

オリが入るのを阻止してくれる、いかり肩にはそんな役割があるのです。

ちなみにオリは、高品質なワインほど出来やすいです。

このボトルのタイプは、タンニンを感じられる重めの赤ワインが比較的多いです。

ブルゴーニュ型

この形もよく見かけますよね

これはなで肩と呼びます。

このブルゴーニュという言葉ですが、フランスのワイン2大銘醸地と呼ばれている

もう1つの地域、 ブルゴーニュ地方でよく使われるのが、

このタイプのボトルです。

ブルゴーニュワインは、家族経営で小さくワインを造られてる方が多いので、

ワインを保管するにあたり、限られた狭いスペースで、無駄なく

たくさん収納できるようにということで、

なで肩で互い違いに交互に入れて収まるように、ボトルの形状を変化させたのです。


つまり、ブルゴーニュワインがなで肩ボトルの理由は、

「収納力を高めるため」なのです。

ちなみにこのブルゴーニュのワインは、超高級なものが多いので、

上質なワインに出やすい特徴のオリが入ったワイン結構あります。

このボトルの形は、比較的上品でエレガント系のワイン

白ワインだとシャルドネというブドウのワイン

赤ワインだとピノ・ノワールというブドウのワインが多いです。

ライン・モーゼル型とアルザス型

背の高い細身のボトルは、ドイツにあるライン・モーゼル地方の代表的なワイン

ドイツはさっぱりしてて、しっかりとした酸が特徴の白ワイン

リースリングというブドウの名前のワインが有名

ドイツのライン・モーゼル地方のワイン

そして、ドイツワインのボトルより、更にもっと細くて背の高いもの

フランスのアルザス地方のワイン

なんとなく違いわかりますか?

更にシュッとしてる感

ドイツの国境に近い、フランス北東部にあるアルザスという地域で造られるワイン

このドイツより更にシュッとした縦長タイプをアルザス型 と呼びます。

アルザスのワインも、リースリングというブドウから造られた白ワインが多いです。

女性は、リースリングのような、優しいお花や蜜のフローラルな香りで、

酸はしっかりしてるのですが、味わいはすっきりした、心地よい感じの白を

好む方が多いので、

このシュッとした縦長タイプの白ワインリースリングも、

女性へのチョイスオススメですよ😃

このように、ボトルの見た目で大まかなワインの産地、特徴が分かるのですが、

いかり型のボトルだから100%渋くて濃厚な赤ワインとは限りません。

このボトルの形のカベルネ・ソーヴィニョンっていうブドウ

確か、濃い目って言ってたよな~ぐらいにブドウの個性も踏まえての

おおよその判断基準の1つとして見てみてくださいね。

少しでもワインのボトルの特徴を覚えておけば、

どのような味わいのワインかある程度予測することができます。

是非みなさんも、これからワインを手に取る際、ボトルの形も見て、

あっこれは確か!と思い出していただき、

どんなワインなのか予想して、思いを馳せながら飲んでみてください。

  「GOOD WINE GOOD LIFE」


ロゼワインについての豆知識

ワインの基礎知識やマナーを中心に、

女性目線で素敵だなと思うジェントルマンな男性=

評価されてるモテル男性のポイントも、ワインに絡めて

少しづづお伝えしていくプチジェントルマン講座

略して「プチジェン」

なぜ、ジェントルマン講座に、ワインの知識も必要なのか。

実は、世界のビジネスエリートが、こぞって勉強しているのがワインなんです。

なぜなら彼らは、ワインがグローバルに活躍するビジネスマンが身につけておくべき

万国共通のソーシャルマナー、

ワインの知識が、ビジネスを円滑に進めるうえでも重要なツール、

かつ、会話の潤滑油にもなる、男性のモテアイテムの1つと捉えているからです。

日本の男性の皆さんも、是非ワインの基礎的なポイントを、

このプチジェンで学んでみてください。

では4回目のプチジェン  

今回はロゼワインについて

今回なぜロゼワインの話にしたかというと、最近

ワインを学びたいという方から、ロゼワインについて

聞かれる事がよくあること、そしてもう春間近🌸

地方の河津桜は満開ということで、桜色に近いロゼワインについてお伝えします。

言わずもがな、ワインは葡萄から造るお酒です。

赤ワインは黒ぶどう、白ワインは白ぶどうから。

ロゼワインは、ロゼ専用の葡萄はなく、主に黒ぶどうを使って造られます。

赤、白、右がロゼワイン

このロゼの薄いピンク色、女性が好きな色合いで、

ロゼ=フランス語でバラ色という意味。

クリスマスや女性の誕生日など特別な日に、こういう綺麗なピンクは

ロマンチックな雰囲気の色として、女性は喜びます。

ロゼシャンパン(かなり高い)、ロゼスパークリングなんかはお手頃価格です。

最近ロゼワインは世界的に人気で、

特にアメリカでは大ブーム。

ファッションやトレンドに敏感な若い世代の有名人達が

可愛くて綺麗でお洒落な色のロゼワインと綺麗な海をバックに、

ワインを片手に#yeswayroseハッシュタグでの

SNSが流行ってたり、

海外セレブのハリウッドスターがロゼワインをプロデュースしたり。

アンジェリーナージョリーとブラット・ピットの南仏にあるワイナリーは有名

(離婚したので、もう売却したよう)

彼らがプロデュースした「ミラヴァル」というロゼワイン。

見た目もお洒落で、ワイン自体のクオリティもよく、

コスパもよいとかなり評価も高いです。

調べてみるとワインの質の良さは、最高峰の造り手とのコラボだからか。

確かにこのボトル、可愛い綺麗お洒落!

これは女性ウケする😃

販売初日1時間で6000本売れたんですって!

それほど実力もあるロゼワインということです。

ロックバンドボンジョヴィのジョン・ボンジョビも大のワイン好きで、

彼の造ったロゼワインも、イチオシロゼワインとして完売状態です。

そんなロゼワインの話をしてると

白い砂浜の綺麗なビーチで波の音を聞きながら、

太陽に反射したキラキラ輝くロゼワインと

美味しい料理を食べてるっていいなぁ~

なんか何も考えずボーッとゆっくりのんびりロゼワイン飲みたくなるなぁ~

ハッ!妄想で私どこかの国に行ってた!

ロゼワインの話の続きを!!

そんなロゼワイン

造り方が大きく分けて3つあります。

①黒ぶどうをそのまま使用し、濃い色になる前に、ぶどうの果皮を取り除いて

綺麗なピンク色に仕上げる方法

②黒ぶどうをジュースのように絞ると、果皮の色素が醸し出されるので

淡いピンク色になる方法

③黒ブドウと白ぶどうを混ぜて造る方法

※ちなみに赤ワインと白ワインを混ぜて造る方法もあるのですが、

EUの規定では禁止されてるのです。

但し、泡のシャンパンロゼだけはこの方法は認められています。

産地によってこの3つのいづれかの製造方法で、

異なるスタイルのロゼワインが造られています。

ロゼワインは、甘口辛口タイプがあって

辛口タイプは、しっかり冷やして飲むとスッキリ、きりっとするので

メイン料理にも合います。

一方甘口タイプは、かなり冷やした方が、甘すぎず美味しく感じますが、

フルーツやチーズ生ハムなど前菜に合いやすいです。

どちらにしろ、海外では、

ロゼワインは夏の風物詩と言われてるので、

暑い日に、かなり冷やして飲む方が美味しく感じます。

そんな人気のロゼワインの生産地として有名なのが、

南仏プロバンスなどの暑い地域、地中海に面したバカンスの人気地。

地中海の暑い日に、キリッと冷えたオシャレな綺麗なピンク色の

ロゼワインを飲むのって、なんかかっこよく見えますね

日本では、まだまだそんなにロゼワインは浸透してなく、

ワイン通の方が飲むそんな感じです。

もしロゼを含め、色んなワインを飲む機会ありましたら、

飲む順番は基本

白ワイン、ロゼワイン、赤ワインです。

もうすぐ春なので、桜のピンクとロゼワイン、ロゼスパークリング

合わせるのもいいですね♪

私も毎年桜にかけて、ロゼスパークリングかなり売ってました笑。

やっぱり薄いピンクは可愛いので、女性は桜もロゼも好きですよ。

夏は、特にいや絶対だな、キリッと冷やしたロゼワインオススメなので、

今年夏、是非ロゼワインも飲んでみてください。

少し知識が入ると、今までよりワインの感じ方味わい方も変わってきますので😃

   「GOOD WINE GOOD LIFE」

ワイン選びが上手になるコツについて

男性の方にワインの基礎知識マナーを中心に

女性目線で素敵だなと思うジェントルマンな男性=評価されてるモテル男性ポイントを

ワインに絡めて少しづづお伝えしていく、プチジェントルマン講座

略して「プチジェン」

なぜ、ジェントルマン講座に、ワインの知識も必要なのか。

それは、ワインは、コミュニケーションツール、ビジネスツール、

会話の潤滑油にもなる、男性のモテアイテムの1つで、

世界のビジネスエリート達は、こぞってワイン勉強をしています。

それほど、ワインがビジネスを円滑に進められる重要ツールと捉えているのです。

日本の男性の皆さんも是非ワインにもっと興味を持っていただきたい!

では、第3回目プチジェンは、

ワイン選びが上手になるコツについて

例えば、レストランや、ワインバーでワインを頼む際、

自分好みのワインを、美味しく楽しく飲みたいですよね。

でも、せっかく頼んだのに、なんか思ってた味と違うなぁ~

あんまり好きなタイプじゃないなと思う事もよくあります。

なぜ、そういうことになるかと言うと、

ワインは、世界中に造られていてかつ、かなりバラエティに富んだ

様々な味わいのものだらけ。重め、辛口と言っても、

多種多様過ぎる為、自分が思ってい

るワインとは少し違う味わいのワインが出てくるのです。

ワインのスタイルは本当に様々。

ここで言うワインのスタイルとは?

ワインの味わいや香りの特徴の事です。

この自分好みのワインスタイル、味わいを表現するフレーズを

伝えられるようになると、

なんか違うなと思うハズレワインに当たる率もどんどん減ってきます。

なおかつ、ワインバーやレストランでも意外とかっこよく注文できて、

更に自分好みの美味しワインに出会え、ワインを美味しく飲めるようになります。

そういう自分好みのワインスタイルが、サラッと言える男性って、

すごくスマートでいいなと私は思います。

では、そんなワインスタイル、どういう表現で伝えればよいのか?

ここでは、ソムリエのような小難しい表現は必要ありません。

特に伝える「キーワードフレーズ」は3つ

味わいについての

果実味

酸味

ボディ

果実味

葡萄本来の果実味の豊かさ、実際にワインを飲んでみて感じる

葡萄の凝縮感を果実味と言います。

②酸味

酸は、もともとワインにも原料の葡萄にも含まれているのです。

特に白ワインは、酸をよく感じやすく、若いワインや、

寒い地域のワインは、酸がものすごく強く、飲んでみて第一印象

「わっ酸っぱい!」「酸強過ぎ!」と感じることも。

でも、そういう酸が強いワインが好きな人もいますし、

酸が強すぎなワインが苦手な方もいらっしゃるので、

自分でも実際に飲んでみて、どんな感じのワインが好きか、

自分で体験して、感じること。

人それぞれ、人の好みも違うように、ワインもそれぞれ好みがありますからね。

③ボディ

特に赤ワインの味わいを表現する際に使われる事が多く、

わかりやすく言うと、飲んでみて、口に含んだ特に感じる印象。

赤ワインを飲んでみて、濃厚、歯がギシギシするような重み、アルコールが高く、

飲みごたえのあるものをフルボディ

例えば、カベルネ・ソーヴィニョンや、シラーという葡萄はフルボディタイプ。

逆に、フレッシュで軽い感じのものは、ライトボディ。

11月に日本ではよく飲まれるボジョレヌーボーは、典型的なライトボディのワインですごく軽いですよね。

一方ミディアムボディは、その名の通り、フルボディとライトボディの中間的で、

ちょうどよい感じ無難で万人受けタイプ

造り手によりますが、ピノ・ノワールやメルローという葡萄がこのタイプ。

白ワインで言うボディは、辛口、甘口の表現です。

ドライか、果実味のあるフルーティーか。

男性は辛口派がかなり多いですが、

特に女性であまりお酒が強くない方は、

飲みやすいフルーティー系の白を好む方が多いです。

実際に、この3つのポイントを意識して飲むと、味わいが次第にわかってきます。

色々飲んでみて、こういう感じ好きだなと、香りや味わいを

自分なりに感じて、その感想を自分の言葉で拙くても表現していくと、

次第に具体的な感想になっていって、ちゃんと自分の好みを

ソムリエやワインショップのワインのプロ方にも、

怖がらずに伝える事ができるようになり、ワイン選びが上手になってきます。

まずは、色々飲んでみて、自分の舌で感じたことを言葉でそのまま表現してみてください。

そして、このワインあまり好きじゃないと思ったら、

なぜそう思うか分析してみてください。

なぜなら苦すぎる、渋すぎる、酸っぱ過ぎる、甘すぎる

同じように、これ美味しい、これ好きだなと思ったら、なんでそう思うか、

すごく酸が柔らかいから好き、葡萄の果実感が美味しくて好きなど。

そうすることで、自分の好みの味がより明確になってきます。

そして次第に、相手や女性にも、どういうワインが好きかスマートに

聞けるようになって、

それをサラッとレストランでソムリエに伝えられる。

女性って、メニュー選びでは、金額や量の事も考えてしまって、

迷って悩んで優柔不断なとこも多いので、

お料理決めのオーダーでも、男性がある程度好き嫌いを聞いてくれて、

ワインもソムリエと相談しながらでも、

スパッとオーダーしてくれるのってすごく素敵に感じます。

これから是非、ワインのスタイル、キーワードを自分の言葉で

表現してみてください。

どんどんワイン選びが上手になって、自分好み、そして相手好みの

素敵なコ(ワイン)に出会えてきますよ。

  「GOOD WINE GOOD LIFE」

ワイン会開催での気付き。の巻

OKAMIsommelier(女将ソムリエール)として、初のワイン会を開催。

今までは、料理のプロのシェフと一緒に、試作試飲を何度も重ねての

料理とワインのマリアージュワイン会でしたが、

今回は、ワインと、ワインに合う料理も、私がご提供での初のワイン会。

最近は、何かとワインに合う料理を研究している私。

飲食サービス歴17年ですが、独立する前まで正直、

お客様に自分の料理を提供するなんて、考えてもなかったのです。

それが現在、真剣に料理にも向き合うようになりました。遅っ!

自分で何度も料理を試作して、ワインに合わせてを繰り返し、

そしてお客様に提供して、

自分のワインと、料理で喜んでいただけることを直で見て感じられるこの喜びに、

今までとはまた少し違う感覚の幸せを感じるようになりました。

さて、このワイン会で、 料理とワイン踏まえて、

どう皆さんを楽しませ、喜ばせようかしら♪

当日のワインのラインナップ、それぞれのワインストーリーを

ワイン会用の煮込料理を愛情込めて混ぜながら考える日々。

段取りイメージを膨らませて、あとは

よしっ!一緒に楽しむ!!!

赤ワインは、前日から抜栓、この時間に出すであろう1時間半前にもう1本抜栓、

2012年のEDELZWICKERも開けたてより、少し時間置いたほうが、更に丸くなって

上品さが増すので、早めに抜栓。

当日は、 料理も朝から準備万端にしてたので、段取りよく提供でき、

ワインの状態もみんなめちゃめちゃよかった。

よしっみんなイイコだ🍷
Poli Grappa

大きなアクシデントもなく、

皆さんが笑顔で楽しむ姿を見れて、喜びを隠しきれない私。ホッ。

今回のワイン会を通して、改めて気づいたこと。

私、本当に食やワインを通じてのおもてなしが好き、

お客様を楽しませ、喜ばせるのがめちゃめちゃ好き、

お客様に思いを馳せて、色々準備、用意すること、そして、

実際に喜んで、楽しんでいただいてる光景を見ることの嬉しさ感慨一入。

この仕事、使命だわ。

この想いは、17年前から全く変わってなくて。

だから未だにこうして、飲食接客業の仕事を続けているんだなと、改めて実感しました。

勿論、自分もお客様と一緒に楽しんでいるんですけどね。

老若男女問わず、世界中の方に、食やワインを通じてのおもてなしで、

楽しませたい、喜ばせたい、HAPPYにしたいと、10年以上前から

同じことを言い続けてる私。

これからも、この想い、心も、ちゃんと言葉や振る舞いでカタチにしてして、

伝えていこうと思います。

さっまた女将のワイン会、そして、ワインバーCozySpace、ジェントルマン講座も

日々アップデート、そしてチャレンジ。

改めて、この仕事を続けている意味を感じられた、

素敵なワイン会となりました。

やっぱり、ワインは人と人を繋いでくれる

  「GOOD WINE GOOD LIFE」

ワインのヴィンテージについての豆知識

ワインの基礎知識やマナーを中心に

女性が素敵だと思うジェントルマンな男性に少しでも近づいていただきたい!

ワインの知識を知るプチジェントルマン、最強説あり。

なぜ、ワインの知識も必要なのか?!

それは、ワインは、コミュニケーションツール、ビジネスツール、

会話の潤滑油にもなる、男性のモテアイテムの1つだからです。

世界のビジネスエリート達はこぞってワインの勉強をしています。

それほど、ビジネスを円滑に進められる重要ツールと捉えているのです。

日本の男性陣も負けないで! 是非ワインの基礎的なポイントを、

学んでみてください。

では、第2回目プチジェンは、

ワインのヴィンテージについて

ヴィンテージとは??

ワインのラベルをよく見ると写真では、2011の数字が記載されています。

これがヴィンテージ

ヴィンテージとは

ワインを作る際に使用した葡萄が収穫された年のこと

このヴィンテージは、そのワインの出来、不出来を判断する

大きな目安の1つになるのです。

そしてワインは、ヴィンテージ(収穫した年)によって、

同じ造り手の同じワインなのに

味も、風味も違ってくるのです。(特にフランス、イタリアワイン)

なぜなら、ワインを造るブドウは

植物=農作物だから

毎年、気候条件や気象条件、病害虫発生条件などが変われば、

農作物であるワインの原料の葡萄も変わってしまう、

よって、去年と今年の味、香りは違うのは、自然の事です。

私、ワインの勉強を始めてからは、

農家さんって、本当に凄いなとつくづく思うようになりました。

なんせ自然との戦いの日々、毎日毎日天気予報を睨みながらの行動ですもの。

台風、長雨、逆に全く雨が降らない、防風、雹が降ったり、霜被害などで、

農作物は、すぐにやられてしまいます。

畑壊滅を考えると、ゾッとしちゃう。

日本でも毎年、台風被害で大きな損害を被る農家さんニュースで流れますよね

農家さんは、 自分の愛するコ(野菜果物)商品を守る為に、

皆さん並々ならぬ努力をされてます。

本当に、相手が対自然だと、予測不可能な事も多々起こるし。

商品を無事に出荷、そして、私達消費者の手に届くまで、心配してると思います。

ヴィンテージは必ず記載されていると思いきや、

中には、ヴィンテージの記載されてないワインもあるのです

例えば、フレッシュ、フルーティー果実が魅力のかなり軽い

カジュアルタイプの早飲みワインや、

フランス産高級な泡のワインで有名なシャンパンも、

ヴィンテージが記載されてないものが多いのです。

実は、シャンパンの8割がヴィンテージ記載されてなく、

ヴィンテージが表記されてないものは、

収穫年が違う葡萄を色々ブレンドして作っているので

NVノンヴィンテージ

と呼びます。

一方ヴィンテージの記載されてるシャンパンは、金額高いです。

その他ヴィンテージに関して、長期熟成したワイン。

ラベル表記が、15年以上前のもの、これをオールドヴィンテージと言います。

1945年のワイン

このオールドヴィンテージと呼ばれているワインは、

高級ワインが多いです。

なぜ、オールドヴィンテージワインは高いのか?!

それは、熟成させるには、ちゃんと湿度や温度を常に一定に

管理しなければならないので、 とても保管コスト、手間暇がかかります。

そして、年々、ワインは売れていくので、当然本数も減る、

よって希少価値が加わる

だから金額もどんどん上がっていくのです。

今回なぜ、ヴィンテージの内容にしたかというと。

そう私、まさにこの記事を書いてるこの日に、

お気に入りフランスボルドーのプピーユというよいワインを

ヴィンテージ2011年と2012年で購入したからなんです。

なんせ2012年のこのコが美味しくて美味しくて。

Poupille2011

はて、同じワイン2011年はどんな出来のワインかしら!?

これは実際に飲んでみないとわからないので、今から楽しみ♫

ちなみに飲み比べた結果

2011年のほうが断然美味しかった!!!

2011年のほうが気候がよくて、ワインの出来がよかったのです。

他にもヴィンテージに関してのストーリー

以前私が好きで、ずっと購入してたワインがあって、

ヴィンテージは2012年、安くはないワイン

それが、突然同じワインですが2014年で送られてきました。

箱を開けた瞬間、ウッ!1年ヴィンテージ飛んてる・・・

ヴィンテージが変わる度に、同じワインでも私の中では、新しいコです。

はて、このコどうなんだろう。

早速、試飲。

ん??????

もう一回・・・ちょっと時間置いて、料理と合わせてみよう。

う~ん時間が経って何度も試飲したけど、なんかしっくりこない・・・

前のヴィンテージの方が美味しかった・・・

翌日、ワインのインポーターさんに確認。

勿論、前のヴィンテージが終わったから、

新しいヴィンテージで届いてるとわかってて、

念の為、前のヴィンテージないか確認、ないですよね・・・

今回、ヴィンテージが1年飛んでるのは、

2013の気候がめちゃめちゃ悪く、

造り手さんの思うような葡萄にはならず、いいワインが出来なかったそう

このワインじゃ出せない・・・ワインの造り手涙。

その年は、ワインの出荷が出来なかったそうです。

私が購入していたワインは、家族経営で営んでるイタリアの小さなワイナリー

手塩にかけて造った我がコ(ワイン)を出荷できない。

勿論お金も回らないよななど、

会ったこともないのに、家族構成など色々妄想しながら、

どんな思いで、1年自然と向き合ってこのワインを造ってきたかを考えると、

せつない。

新しくヴィンテージが変わったワインって、

変わりたては、結構ワインがまだ落ち着いてない状態が多く、

しばらく時間を置くと落ち着いてきて、本来の味になることも多いのです。

よってちょっとこのコはしばらく置いておくことにしました。

そして時が経ち1年後・・・

ついにあのコとの再会

どうかな、開けて試飲してみると、

味わいバランスも良く、美味しいよいコになってました!

よかったよかった、日の目を見れたね。

内心(よっしゃーこれでお客様に売れる!)

それぐらい

ヴィンテージによって

大きく味、香りが変わるということ

しかし、コンビニやスーパーで売ってる安価のデイリーワインは、

ヴィンテージはあまり関係ないです。

なぜなら、品質、個性よりも大量生産が重要の為、

均一性、同一性重視で造らせたワインだから価格も手頃なのです。

特にフランス、イタリアワインで、

同じワインの違うヴィンテージで、飲み比べてみると、違いがとてもよくわかります。

という訳で今回は本物のワインは

ヴィンテージが大きく関係するというワインの豆知識。

是非、みなさんもこれからワインを飲まれる際、この話を思い出して

ワインラベルのヴィンテージも、 少し意識して見てみてください。

  「Good Wine Good Life」